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クロノス社

未来の月世界でゲームをコントロールする巨大企業について紹介

西暦2500年。人類は荒廃した地球を脱出し、宇宙移民船で、月へと移住。月面にコロニーを建設し、新たな生活を始めた。
それから400年後の西暦2900年。

月では君臨している巨大企業「クロノス社」がアンドロイド「ハンター」を使った一大エンターテイメントゲーム「逃走中」を開催。
その模様はスタジアムのビジョンに映し出され、観衆を熱狂の渦に巻き込んでいる。
クロノス社には「エンターテイメント部門」の他に数多くのセクションが存在するが、詳細は謎に包まれている。

・登場人物

月村サトシ(細田よしひこ)

『逃走中 エピソード1 ~ハンター誕生~』~『逃走中 ~ハンター消滅~』まで登場
・【逃走中】開発者。

・【逃走中】ゲームマスター。

・「クロノス社」の若き天才科学者。
・科学者であった亡き母親の遺志を継いで、アンドロイド「ハンター」を開発し、【逃走中】を開催する。

・「ハンター」の起動に使うペンダントと指輪は母の形見。

・没頭すると眠るのも忘れてしまう。平均睡眠時間は4時間。
・ハンターの悪用を企んだ【元クロノス社総裁=竹取カレン】の「ハンターX計画」を阻止した。
・その後、【逃走中】を盗もうと企むライバル会社【ヘリオス社幹部=有明リョージ】の計画を阻止したが、その時盗まれたハンター1号機と共に、自らも爆発に巻き込まれてしまう。
・爆発後、生体反応は消えてしまった。

高月ハンゾウ(高知東生)

『逃走中 ~狙われたハンター~』~『逃走中 ~誘惑の扉~』まで登場
・クロノス社 エンターテインメント部門チーフ。

​・【戦闘中】開発者。

・【戦闘中】ゲームマスター。

・【月村サトシ】の上司。

・祖先は忍者であり、【戦闘中】の開発はそこからインスピレーションを得ている。

・手裏剣が好きで、盾などの「バトルアイテム」についているデザインは、彼のオリジナル手裏剣ロゴである。

・恐竜好きでもある。

竹取カレン(森口瑤子)

『逃走中 ~狙われたハンター~』~『逃走中 ~ラストミッション~』まで登場

・【月村サトシ】の亡き母親の親友。
・「クロノス社」の総裁でありながら、身分を偽り、上級分析官として月村に接近する。
・ハンターの人工知能を10万人に移植し、月面全てのコロニーを侵略する「ハンターX計画」の黒幕。
・計画を実行するため、ハンターの起動方法であるペンダントと指輪を月村から奪い、ゲームを乗っ取る。しかし、月村とハンゾウの反撃に遭い、連行される。

有明リョージ(津田寛治)

『逃走中 ~白雪姫と野獣王子~』~『逃走中 ~ハンター消滅~』まで登場

・「ヘリオス社」幹部(元クロノス社幹部)
・「クロノス社」に所属していた際にハンターを悪用しようとした「ハンターX計画」に加担。しかし、計画は失敗に終わり逃走した。現在は「クロノス社」のライバル企業である「ヘリオス社」に所属している。
・自ら【逃走中】を開催しようと企て、朱月サクをスパイとして「クロノス社」に送り込むが、あと一歩というところで計画は失敗に終わった。

望月ミレイ(北川弘美)

『逃走中 エピソード1 ~ハンター誕生~』に登場
・【月村サトシ】の助手として第1回目の【逃走中】開催をサポートする。
・【総裁】の命令によって、月村を失脚させるために、秘かに【逃走中】のゲーム進行を妨害する。
・しかし月村の逆探知で正体を突き止められ、連行される。

水無月ユリエ(上原歩)

『逃走中 ~ラストミッション~』~『戦闘中 ~忍の卵を守りぬけ~』まで登場
・【戦闘中】「忍」開発担当。

・【高月ハンゾウ】の助手として【戦闘中】の開催をサポートする。

​・2体が連携して動く「忍」の開発を【高月ハンゾウ】から依頼されたとき、彼の祖先が2頭の竜を呼び出し、一族のピンチを救った伝説を聞き「双龍の忍」と名付けた。

朱月サク(冨浦智嗣)

『戦闘中 ~第三陣~ 「激突!忍ヶ原の乱」』~『逃走中 ~ハンター消滅~』まで登場
・「クロノス社」のゲームマスター養成機関「CCP」所属。
・【逃走中】のゲームマスター候補生として、ゲーム進行に関与する。
・実は【有明リョージ】と繋がりを持つ。有明の指示を受けて、スパイ活動を始める。
・有明の計画に協力するためハンター1号機を盗み出したが、その直後、有明に関係を抹消されてしまう。

・【サク】という名前は、朔(新月)に由来する。

青山シズカ(足立梨花)

『戦闘中 ~第三陣~ 「激突!忍ヶ原の乱」』~ 登場
・【逃走中】3代目ゲームマスター。

・【戦闘中】2代目ゲームマスター。

・「クロノス社」のゲームマスター育成機関「CCP」所属していた。

・ゲームマスター候補生として、ゲーム進行に関与していた。

・【シズカ】の名前は、アポロ11号着陸地点の「静かの海」に由来していて、人類の大きな一歩を刻んだ偉業にちなむ、自分の名前を気に入っている。

如月カケル(駿河太郎)

『逃走中 ~時空を超える決戦~』~『逃走中 ~真夏のハンターランド~』まで登場
・【逃走中】2代目ゲームマスター。

・【月村サトシ】の実の兄。

兎川バガンザ(大竹しのぶ)

『逃走中 ~大みそかSP お台場大決戦!~』に登場
・レジェンドゲームマスター。

・「クロノス社」のゲームマスターの中でも数々の名作ゲームを成立させてきた。

・誰もが伝説のように名前を伝え聞くが、実際にあった人はほとんどいないというミステリアスな存在。

・大みそかの大規模ゲームを務める【青山シズカ】に活を入れに来た。

若月シオン(浜野謙太)

『逃走中 ~大みそかSP お台場大決戦!~』に登場
・「クロノス社」管理部。

​・大みそか大規模ゲームの進行を見守る。

千鳥

『逃走中 ~ハンター迎撃作戦~』に登場
・VIPゲスト。

・ゲームの様子をスタジアムのVIPルームで観戦。

クロノス(ロバート・秋山竜次)

『FNS逃走中 ~千鳥VSかまいたち~』に登場
・最新AI。

​・ゲーム進行の助言を送る。

・ストーリー

プレストーリー

逃走中 ~沖縄~
ゲーム終了後、逃走成功した逃走者たちの様子を見守る謎の存在。
モニターを消した後に「クロノス」のオープニングで使用されていた目の映像が流れた。
しかしこの回では、それがクロノス社であることはまだ明かされていない。

逃走中 ~日本昔話~
ゲーム開始前、謎の存在は「都」「遊園地」「遺跡」「無人島」の中から「都」を選択し、エリアを生成。
ゲーム終了後は、逃走成功した逃走者の様子を見守り、その場所がクロノス社であることが初めて明かされた。

逃走中 ~呪われた遊園地~

今回は、「夜の遊園地」「暗い森」「名古屋」「軍艦島」の中から「夜の遊園地」を選択し、エリアを生成。
そして謎の男は、ゲーム終了後にハンターの確保数を確認。(ここでハンターのコードネームが初登場した)
「01KR」確保7人 「06TT」確保6人 「07OF」確保4人 「08TT」確保2人
ここでクロノス社があるのは、今から890年後の西暦2900年の世界であることが明かされ、新規データを保存し今回のゲームは幕を閉じた。

逃走中 ~信長と忍者の里~
今回は、「明治時代」「忍者の里」「邪馬台国」「上海」の中から「忍者の里」を選択し、エリアを生成。
右腕にキズを負った忍者アヤメの姿を見た謎の人物は、「ADD HUNTERS」を発動し、馬小屋に30体のハンターを設置した。
ミッション失敗により30体のハンターが放出され、残り60分を残し逃走者全員が確保。
その様子を見ていた謎の人物は、「REVIVAL GAME」を発動し、牢獄の者たちに復活のチャンスを与えた。
復活ゲーム終了後、再びゲームを開始したが、一度全滅しているため「ADD HUNTERS」を発動し、
「02NN」「10HM」「09TR」「11KJ」の中から「10HM」「11KJ」の2体のハンターを追加させ、ゲームの難易度を上げた。
そしてゲーム終了後、謎の人物は「07OF」のハンターメンテナンスを行い、異常がないことを確認し、今回のゲームを終えた。

逃走中 ~激動明治の大事変~
今回は、「弥生の国」「上海」「明治時代」「よみうりランド」の中から「明治時代」を選択し、エリアを生成。

憲法草案盗難事件を見た謎の人物は、「A HIGHER LEVEL OF OBSERVATION」を50%に上げ、逃走者に疑いをかける手配書をエリアに投入した。

​そして、生き残っている逃走者が新エリアへ移動した後に「REVIVAL GAME」を発動し、牢獄の者たちに復活のチャンスを与えた。

復活ゲームが終了し、ゲームを再開した際に「A HIGHER LEVEL OF OBSERVATION」を75%に上げ、エリアの上空にハンターヘリを出現させた。

ゲーム終了後、謎の人物は新規データを保存し、クロノス社のサイボーグ(ハンター)が実用化に向けたテストに成功し、軍事利用も視野に入れ、実験は次の段階へと移行したことが明らかとなった。

逃走中 ~卑弥呼伝説~
今回は、「江戸」「王国」「卑弥呼の国」「大都市」の中から「卑弥呼の国」を選択し、エリアを生成。

集落のはずれにある貧しい村で卑弥呼は、王の鏡の力により枯れたワラを食料に変え、危機を救った。

その様子を見た謎の人物は、「RESET THE PRIZE」を発動し、卑弥呼の屋敷に賞金単価減額装置を設置した。

ゲーム終盤では、「ADD HUNTERS」を発動し、「NN」「JN」「HM」「TR」「KJ」の中から「JN」「HM」「KJ」の3体のハンターをエリア上空に出現させた。

ゲーム終了後、王の鏡は卑弥呼によって封印された。

しかし謎の人物は、長期保存実験を開始。王の鏡の横に3体のハンターを転送し石棺に閉じ込めた。

そして、音声で幹部から「ハンターの開発は順調に進んでいるのか?」と聞かれ、謎の人物は「実験は第3段階へ突入しました」と説明。

別の幹部からは「膨大な開発費がかかっているだ。失敗は許されないぞ」と圧をかけられる。

他の幹部からは「実験の成果に期待しよう。頼むぞ」「次の報告を待つ」と言われ今回のゲームは幕を閉じた。

逃走中 ~大統領暗殺計画~
今回は、「江戸」「王国」「卑弥呼ランド」「大都市」の中から「卑弥呼ランド」を選択し、エリアを生成。

大統領の訪問に騒めく卑弥呼ランド。

その様子を見たゲームマスターは、「A HIGHER LEVEL OF OBSERVATION」を50%に上げ、警備のために設置されている監視カメラを乗っ取った。

そして、来日中のドーチャー大統領はスナイパーに狙撃され、展示館へ避難。

そこには前回のゲーム終了後に封印された王の鏡と3体のハンターが入った石棺。

ゲームマスターは、「REBOOT THE HUNTERS」を発動し、石棺に入った3体のハンターを起動させた。

そして、大統領暗殺に失敗したスナイパーは逃走用の車へ移動を開始。

​その様子を見たゲームマスターは、「RESET THE PRIZE」を発動し、逃走用の車に賞金リセット装置を取り付けた。

ゲーム終了後、スタジアムで多くの観客が熱狂している様子が映し出された。

ゲームマスターは、今回の収益を確認。

(スタディオン動員数:11万3792人 外部モニター総数:2208453人 プレイヤー BET 投票人気率:最安値1.82 最高値15.87)

幹部からは「なかなか盛況だったようだな」と言われ、ゲームマスターは「スタジアムの観客も喜んでくれたようです」と返答。

「みんなこのエンターテインメントゲームに期待しているの。次回も楽しみにしているわ」と次回の開催に期待された。

そしてゲームマスターは、多くの観客で賑わっているスタジアムの様子をクロノス社から見守り、実験は成功に終わった。

ハンターX計画

逃走中 エピソード1 ~ハンター誕生~
ゲームを直前に控えた第1回逃走中。クロノス社ではその準備が最終段階を迎えていた。
逃走中を開発した男、その名は…月村サトシ。彼が作り上げた最初のハンターが起動する。月村は、助手の望月ミレイと共にハンターの最終確認を行う。サングラスを装着させ、ハンター1号機のセッティングが完了した。

その頃、ゲームの様子を映し出す巨大スタジアムでは、大勢の観客が詰めかけスタートの瞬間を待つ。

そしていよいよ、第1回目の逃走中が幕を開ける!

​「これより第1回逃走中を開催する さあ、ゲームを始めよう」

1体のハンターがエリアに出現し、ゲームが始まった。

​時は西暦2900年。巨大企業クロノス社は、この世界で大きな影響力を誇っていた。

クロノス社の若き天才科学者・月村サトシは、研究を重ね、逃走中を開催するためのアンドロイド・ハンターを完成させる。

逃走中は、人々を楽しませるエンターテインメントゲーム。

ハンターの恐怖と逃走者それぞれの人間模様にスタジアムは盛り上がりを見せていた。

そして、ゲームをコントロールする指令室では、幹部Aから「順調だな 月村」幹部Bからは「なかなか面白いアンドロイドね」と言われる。

​幹部Cからは「しかし この繰り返しでは、あまりに単調だな」と言われ、月村は「もちろんゲームを盛り上げるために、いろんな仕掛けを用意しています」と説明し、ハンターは1体だけではなく、すでに量産化に成功していることを伝えた。

そして、ゲームマスター・月村サトシによって最初のミッションが発動され、エリアに観覧車が出現。そのゴンドラの中に3体のハンターを設置した。

月村は、次のミッションを発動する前に、ハンターのサングラスに注目させる。

ハンターが装着しているサングラスには逃走者の顔がメモリーされており、逃走者かそうでないかを瞬時に識別し、確保へ向かうと説明。

それを聞いた幹部Cは「識別すると言ってもエリアに逃走者しかいないのだから意味がないだろう」と言われ月村は、エリアに大勢の一般客と3体のダミーハンターを出現させた。さらにトレーラーからは本物のハンターが入ったBOXが出現。

望月は、ダミーハンターが装着しているサングラスはフレームに色が付いており、逃走者をメモリーしていないため逃走者を見つけても確保はしないと説明。そして、ダミーハンターを使ったミッションが発動された。

しかし、望月の元に「実行せよ」というメッセージが届く。望月は、月村に「メインサーバーに予想以上の負荷がかかっています」と伝え、月村はすぐにチェックするよう伝える。

指令室から退室した瞬間、不敵な笑みを浮かべる望月は、幹部Cから「上手く抜け出せたな ミレイ」と言われる。望月は「上手くいけば、約束通り2階級昇進ですよ」と言い、あの計画のために動き出す。

​ゲームが盛り上がりを見せる中、望月はゲームの心臓部であるサーバールームに到着し、逃走中のゲームプログラムに侵入。

幹部Cから「月村のミスに見せかけるよう うまくやれ」と指示され、エリアにいる一般客の中から2人の男(エキストラ「112・113」)を操作し始めた。

一方、ゲームが始まってからここまでの観客動員は10万1211人、スタジアム以外での外部モニター数は200万7635人。

第1回目の逃走中からスタジアムの席がほぼ埋まる盛況ぶり。​ここで月村は、逃走者の人間性を試す新たなミッションを発動した。

そして、ゲームマスターの知らないところで、逃走者が集まる観覧車ビルに怪しい2人の男が侵入。怪しい男たちは、一緒に写真を撮ってほしいと逃走者たちにお願いをし、2ショット写真を撮影。しかしその時、逃走者の背中に気づかれないように近づき、謎の装置を装着し起動させた。

月村は、前のミッションで装置を屋内に設置したのには理由があると説明し、同じ建物内に30体のハンターを設置。ミッションを発動した。

しかし、一部の逃走者のモバイルが使用不能になりメールが届いていない。幹部Aからは「これがバレたら客が騒ぎ出すぞ」言われ、望月に指示をした幹部Cからは「このゲーム開催にどれだけの予算がかかってると思ってるんだ 今から中止するか?」と煽られる。月村は、一部の逃走者の背中につけられた携帯電話無効化装置が原因であることを突き止め、彼らにミッションを伝達するよう他の逃走者たちに通達。そして取り付けられていた携帯電話無効化装置は全員外された。

その頃ゲームの妨害を目論む望月は、再びエリアにいる男たちを操作。封鎖されていた観覧車ビルの扉を開け、中にいるハンターの内5体をエリアに放出させた。ハンターが流出していることを知った月村は原因を突き止め、男たちを消去しようとしたがエラー発生。幹部Cから「失態ばかりだな このままじゃゲームが成立しないぞ」と言われ、すぐに逆探知。

そして、この仕業が助手の望月ミレイだったことを突き止める。「なぜこんなことをした?」と月村は問いかけ、望月は「このゲームを潰そうとしている人がいるってこと」と返答。月村は誰の指示で行ったのかを聞き、望月は「あなたの知らないところで別の計画が…」と答えたところで幹部Cが現れ、「月村はゲームに集中しろ 裏切り者はこちらで処理する」と望月を切り捨て、警備員2人を転送し望月ミレイは確保、連行された。そして月村は、望月が操作していた男たちを消去した。

「誰が邪魔しようとこのゲームは必ず成功させる」と奮闘する月村は、ハンターが増加した状況を利用してゲームをさらに盛り上げようとする。ハンターは-239℃以下になると機能が停止する設定になっていると説明。これを利用しエリアに冷凍銃を出現させ、逃走者たちに反撃のチャンスを与えた。

何とか正常に戻せた今回のゲーム。ゲーム時間は残り10分を切り、最後の仕掛けである12体のBMX通報部隊をエリアに出現させた。

そして、第1回逃走中の結末はGAME OVER。幹部Aからは「何とか成功といったところか」幹部Bは「次回も楽しみにしているわ」幹部Cからは「だが今日のようなトラブルは2度と許さんぞ」と言われ、今回のゲームは幕を閉じた。

しかし、月村が退室した指令室にて幹部Cと総裁が交信。幹部Cは月村を失脚させることに失敗したことを総裁に謝り、それを総裁は許した。ハンターを完成させたことは、あの計画を実行するには充分だと言い、次の手段を考えることを決め交信は終わった。

果たして、ハンターを巡るそれぞれの思惑は?

そしてゲームマスター月村の知らないところで進行する謎の計画とは?

​次回以降、更なる秘密が明らかとなる!

逃走中 ~白雪姫と野獣王子~

時は2500年。地球は人類が生存できない環境へと変貌し、人々は宇宙移民船に乗り月へと脱出。月面にコロニーを建設し新たな生活を始めた。そして2900年。クロノス社の若き天才科学者・月村サトシが「逃走中」を開発。人々を熱狂させるゲームとして成功を収めるが、月村の知らないところで別の計画が進んでいた。

今回はトラブルなく無事にゲームを終了させ、月村サトシはゲームデータを保存。そしてセキュリティーをかけようとしたところで、クロノス社幹部の有明リョージから交信。有明は「今日の売り上げは最高記録だったようだな」「亡くなったお母さんも君の活躍をきっと喜んでいるだろうね」と月村を励ます。

月村はつけていたペンダントを外し、浮かび上がってきた母親の姿を見て「必ず誰もが喜ぶエンターテイメントにしてみせる」と誓った。

その時、警報音が鳴りだしモニターに「ハンターの機密ファイルがコピーされました」と表示される。すぐにコピー経路を確認するが、そこで「ハンターX計画」という謎のファイルを発見する。しかし、ブロックされているためアクセスすることができない。

何者かによってコピーされてしまったハンターの機密情報。

そして水面下で進行する「ハンターX計画」とは?

​次回、その全貌が明らかとなる!

逃走中 ~狙われたハンター~

月村サトシは「ハンターX計画」の全貌を突き止めるためファイルを開こうと試みるがアクセスできない。

そんな中突如、指令室の外にカラス型のロボットが突撃。「これ以上ハンターX計画を嗅ぎまわるな。さもなければゲームを妨害する。」と脅迫のメッセージが表示される。

その頃クロノス社の別の部屋では、幹部の有明リョージがその様子を見ていた。そんな中、総裁と交信を始める。総裁から「計画の件だがハンターの起動方法は分かったか?」と聞かれ、有明は計画は進んでいるが、起動方法だけが分からないと返答。「何か策は考えているんだろうな?」と聞かれた有明は、「もちろんです 楽しみにしていてください」と答えた。

月村は「脅迫には屈しない ゲームは予定通りに進める」と言い、新たなミッションを発動した。

脅迫されてもなお「ハンターX計画」のファイルを開こうとする月村。その様子を別室で監視していた有明は、脅迫通りゲームの妨害を開始。ねずみ小僧の家に大量の小判を出現させた。

計画を探り、ゲームが妨害されていることに気付いた月村は、指令室が監視されていることに気づく。それでも妨害に屈するわけにはいかないとゲームを進行する。

ミッションの異変に気付いたエンターテインメント部門チーフの高月ハンゾウが指令室に入ってきた。慌てて「ハンターX計画」のファイルを隠すも見つかり、ハンゾウから「また何か始めるつもりか?」と聞かれる。月村は「僕の計画じゃありません」と答え、強引に開こうとしたら「ゲームを妨害する」という脅迫文が送られてきたと説明する。「おそらく脅迫文を送った人物は、社内の人間でしょう」と上司のハンゾウを疑う。ハンゾウは、ファイルが開けないなら分析官に頼んだ方がいいと提案するも月村は、自力でファイルを開こうとする。しかしハンゾウは、「何が隠されてるか分からんだろ 一刻を争うかもしれない」と言い、「これは上司命令だ」と月村を説得する。ハンゾウが分析官を1人呼んだ。

「ハンターX計画」の謎を探る指令室に上級分析官の竹取カレンがやってきた。竹取は、亡くなった月村の母の親友であり、およそ1年ぶりに月村サトシと再会した。「ハンターX計画」のファイルは特殊なプロテクトが何重にもかかっていたがなんとか開けそうだ。竹取は「あなたを助けなかったら、天国にいるあなたのお母さまに怒られちゃうわ」と言い分析を開始。そしてプロテクト破り、一部のファイルを開くことに成功。そこに書かれていたのは「ハンターによるコロニーの制圧」「月面すべてのコロニーを侵略」という計画。月村は「ありえないこんな計画 ハンターは逃走中を行うためのアンドロイドです」と言い、竹取は、元々ハンターは月村の母が考案したものだったことを明かした。

この月のコロニーはどこも限られた土地に建物が密集している。狭くて危険で、子供たちが遊ぶ公園も無い。

月村の母は、逃走中を成功させてその収益で子供たちが自由に走り回れる場所を作りたいと考えていた。

相手はハンターの起動方法を探っていると知った月村は、起動前のハンターを設置すれば何か仕掛けてくるはずと考え、新たなミッションを発動。エリアに12体のハンターを設置した。

その頃有明の部屋では、ハンターの起動方法を探るためエリアにニセ逃走者を転送した。

その様子を見ていた指令室では、ニセ逃走者の存在に気付き排除を試みるも、指令室からではコントロールできない特殊な装置が背中に装着されていた。

そしてエリアに送り込まれたニセ逃走者がゲージの前に出現。ハンターの起動方法を探るため、映像が有明の部屋に送られる。そしてハンター放出まで残り30秒を切り、ペンダントをマントで隠し、起動完了させた。有明は、ハンターの起動方法が分からず作戦失敗。一方、指令室のハンゾウと竹取も月村のペンダントに注目していた。

ハンゾウは月村に「こいつ(ニセ逃走者)を排除しないとまたゲームを妨害されるぞ」と言い、竹取は「こっちもこれ以上プロテクトを突破できないわ」と言い、犯人を特定するしかなさそうと伝える。

​ニセ逃走者がハンター放出の様子をリアルタイムで送信しているのを見ていた月村は、その履歴を調べれば犯人が特定できるはずと考え、ニセ逃走者を利用したミッションを発動した。

その頃有明は、今ゲームにアクセスして偽物を回収するとこの部屋がバレてしまうため、ニセ逃走者を21体に増殖させた。

一方、ニセ逃走者を送り込んだ犯人を捜す月村たちは、21体のニセ逃走者の中で映像の送信履歴が残っているのは1体だけであり、それを見つけるよう逃走者たちに通達する。

分析が進められていた指令室では、ついにニセ逃走者の送信元が割り出された。

そして犯人が、幹部の有明リョージであることを突き止め、すぐさま有明を拘束するよう警備に連絡する。

有明が警備員から銃を突き付けられ手を上げる姿を指令室から監視する中、「向こうは俺に任せろ」と退室するハンゾウ。

月村は竹取に、有明幹部のアクセス履歴を探るよう伝え、パスワードが分かればファイルが開けるはずと考えた。

「せっかくですから偽物の逃走者を使って、ゲームを盛り上げましょう」と言い、月村はニセ逃走者を使ったミッションを発動した。

そしてゲームを終えた指令室では、「有明幹部には聞きたい話が山ほどある」と言う月村。

しかしその頃、有明の部屋では警備員が倒れ、ハンゾウから有明が逃走したとの報告が。月村は「誰かが助けない限り、突破するなんてありえない」と困惑。ハンゾウを呼びかけようとしたところで、竹取からもうすぐファイルが開けそうと声をかけられる。

そこに書かれていたのは「ハンターの人工知能をヒトへ移植し、完全コントロール」「ハンターによる軍隊を形成し、月面すべてのコロニーを侵略する。」という恐ろしい計画だった。10万人もの人たちをハンターにするという計画に、有明1人で企てていたとは考えられない月村。月村は、もっと大きな力が動いているはずと考えた。

逃げた有明は「あとは頼みますよ 総裁」と言い、クロノス社を去った。

ついに明らかとなった「ハンターX計画」。

この恐るべき陰謀を企む黒幕とはいったい何者なのか?

​次回は黒幕の正体を巡り、更なる展開が巻き起こる!

逃走中 ~沈黙の巨大迷宮~

今回、月村サトシが選択したエリアは無人の巨大ショッピングモール。そこに、謎の人物が侵入。

その侵入者を追って月村自らエリアに姿を現した。指令室にいる竹取カレンと交信しながら侵入者を追跡し、「ハンターX計画」の黒幕を突き止める。

侵入者を探す月村は、エリアの痕跡を確認。しかし、侵入者は巧妙に痕跡を消していた。竹取は「逃走中のエリアに侵入できる人間なんて限られてるわ」と言い、月村は、前回逃げた有明幹部が侵入者なのではと推理する。しかし、竹取は「でもあともう1人」と言い、「あの状況でどうして有明幹部は逃げられたのか?あの場で有明幹部を逃がすことも、そして今回この逃走エリアに侵入することもできたのは…」

前回、犯人が有明幹部だと知り、有明がいる部屋へ向かった高月ハンゾウが侵入者なのではないかと竹取は考えた。どちらにせよこの静かなエリアではそう長くは逃げられないだろうと考えた月村は、ミッションを発動した。その月村の背後には侵入者の姿が…

侵入者が「ハンターX計画」の黒幕なら狙いはハンター、そしてハンターの起動方法。月村はエリア内からハンターを起動させれば、侵入者も見つけられるはずと考える。しかし、侵入者のそばでおとりになるのは危険だと竹取が注意し、指令室に戻ってくるよう指示。だが月村は大丈夫だと言い、引き続き指令室からの監視をお願いする。次のミッションで侵入者は必ず姿を現すはずと言いミッションを発動した。

月村たちはミッションを利用し、侵入者を捉えるための罠を張っていた。ハンターの起動方法を探る侵入者をおびき出すため、月村は自らおとりとなってハンターボックスに接近しハンターを起動。そして竹取が侵入者を発見し、マーキングに成功。位置情報が月村に送られ、侵入者の元へ移動。侵入者に「ハンターX計画」について聞くと、その場から逃走。追跡するも侵入者はエリアから出てしまい見失ってしまった。竹取は、あの侵入者が「ハンターX計画」の関係者だというは間違いなさそうと話す。悔しがる月村を見て竹取は「私はいつでもあなたの味方よ あなたのお母さんがそうだったように」と励まし月村は、「誰とペアを組むのか それが逃走者の運命を握ります」と言い通達を発動。

竹取は「誰とペアを組むのか それはあなたの運命も握っているのよ」とつぶやいた…

そして、ペア組み換えに揺れる逃走者をさらに追い込むため、月村は新たなミッションを発動。エリアに5体のハンターを設置した。

ゲームが終了し、「ハンターX計画」の黒幕は誰なのか考えながらエリア内を歩く月村。そして侵入者はクロノス社へ移動。

「空振りだったか…」と言い、姿を現したのは…高月ハンゾウだった。

月村の様子を見ながら、竹取は「ハンターの起動方法 いつまで隠せるかしら サトシくん」

ハンターの起動方法を巡り、渦巻く陰謀。

次回「ハンターX計画」の黒幕の秘密が明らかに!

逃走中 ~大江戸シンデレラ~

何事もなく無事にゲームが終了し、ゲームへの妨害も心配なさそうと安心する竹取カレンだが、10万人の人間をハンターにするなんて計画を有明だけで行うなんて考えられないと月村サトシは話す。「ハンターX計画」には、もっと大きな力が働いてるに違いないと月村は考える。そして、竹取に総裁にあったことがあるのか質問する。竹取は「もちろん無いわよ」と答えるが「でもまあ 表面上はね」と言う。

竹取は「あの噂知らないの?」と月村に聞く。総裁は人に会うときはマスクを被り、普段は身分を偽って社内にいるという噂を話す。

竹取は、意外と身近にいる人が総裁なのではと言い、分析官の特権でここ最近の高月ハンゾウのアクセス履歴を調べた。その結果、ハンゾウは月村のコンピューターに何度もアクセスしていた。上級分析官の竹取ですら知らない特殊な方法で不正にアクセスしているようだ。

その頃ハンゾウは、サーバールームで作業しており、「やはりそうか これですべてが分かったぞ」と何かを確信した。

​果たして、総裁の正体はハンゾウなのか?

次回ついに「ハンターX計画」を巡る争いに終止符が打たれる!

逃走中 ~ラストミッション~

今回のゲームが始まる前、月村サトシの上司である高月ハンゾウは「ハンターX計画」の黒幕を調べていた。そしてついに、黒幕のすべてが分かり、月村に通信で伝えようとしたところ「何が分かったというのだ」と言う声が聞こえ、総裁と警備員が出現した。すぐさま月村に通信を試みるも総裁によってハンゾウの通信機能はすべてシャットダウンされていた。ハンゾウは、総裁に「あなたがハンターX計画の黒幕だったんですね」と聞き、「まだハンターの起動方法を知らないあなたは、計画を実行に移すことができないはずだ」と言うが、総裁はもう目星がついている様子。そして警備員に狙われたハンゾウは、すぐさまその場からテレポートした。

そしてゲーム中の指令室では、月村がハンゾウに通信を試みるも繋がらない。計画の黒幕はハンゾウなのか疑う月村。その時、指令室に警報音が鳴り響く。竹取カレンは、エリアに何者かが侵入したと説明。ハンゾウを疑う2人。しかし、指令室からは侵入者の場所を特定できない。竹取は、「ハンターを設置しておびき寄せてはどうかしら?」と提案し、月村はエリアに2つの巨大風船を設置した。さらに、ハンゾウを特定するためエリアの住人たちをバルーンの破裂音に反応しないようにプログラムしなおした。もし反応した住人がいたら、それがハンゾウだ。そして「今度こそ僕がこの手で捕まえる」と言い、月村は自らエリアにテレポートした。

ミッション終了の2分前、ハンターの起動方法を探る総裁は、月村を監視しハンター放出の時を待っていた。そしてついに総裁は、月村がペンダントと指輪を使って、ハンターを起動していることを知る。

​一方、現場へ移動した月村は、エリアに侵入したハンゾウの姿を追っていた。そして、ハンゾウがバルーンの破裂音に反応する姿を確認し、ハンゾウの元へテレポート。ハンゾウは黒幕について話そうとするがそれを制し、月村はハンゾウを黒幕と決めつける。ハンゾウは、黒幕を暴くために単独で動いていたと説明。しかし月村は、2人の警備員を転送させる。警備員に逃げたハンゾウを追跡するよう指示するがその警備員たちは黒幕の手下だった。警備員は月村を攻撃し、ハンター起動のために必要なペンダントと指輪を奪った。そして倒れた衝撃で、月村が装着していたコントローラーが外れた。

ついに、総裁にハンターの起動に使うペンダントと指輪が奪われた。「これでハンターは私のものだ」

一方、ハンゾウは先ほどの場所で、月村のコントローラーを発見し事態を察した。

その頃、総裁によって捕えられた月村は、エリア内の空き店舗に監禁されていた。気絶から目覚めた月村はペンダントと指輪を失っていることに気づく。閉じ込められている部屋の入口には2人の警備員。そしてコントローラーも失っていることに気づいた月村。コントローラーが無ければ、指令室に戻ることも、ミッションを出すこともできない。焦る月村のもとにモニターが表示され、総裁にペンダントと指輪が奪われたことを知る。総裁は「一刻も早く月の領土を広げなければ、この狭いコロニーの中で我々は滅んでしまう」と言い、「お前も子どもたちが駆け回る広い大地を目指しているのだろう?」と諭すが、侵略を望んでいない月村は、「少しずつでも環境を良くできれば」と反論する。

​「お前は…本当に甘いな」と言い総裁は姿を現した。その正体は…竹取カレンだった。

困惑する月村に対し「ハンゾウは良い道化になってくれた 私の正体を暴こうと危険を冒して頑張る彼を、お前は私の口車に乗せられ疑ってくれた」「早く計画を始めなければ、我々のコロニーだって狙われているかもしれない。人間とは、手に入れたいものの為なら形振り構わぬ生き物だからな」と語る総裁。それを否定する月村だが、「ならば逃走者に聞いてみようではないか 安全を選ぶのか?それとも欲しい物の為にリスクを厭わないのか?」と言い、総裁がゲーム難易度を逃走者に決めてもらうミッションを発動した。

ミッションの結果、逃走者たちは金よりも安全を選んだ。総裁は「欲の無い人間たち でも結局こういう奴らは気休めを塗り重ねることに満足し、本当の脅威には気づけない まるで今のお前の様に」と月村と安全を選択した逃走者たちを蔑み、更なる仕掛けを実行。「逃走者の中に裏切り者がいる」という通達をメールし、逃走者たちに不信感を与えた。

総裁は、月村に対し「私はお前の才能を買っているんだ」「手段が違うだけで、お前と私の目的は同じだろ?」と言い、「ハンターX計画」に引き込もうとするが、月村はハンターに侵略戦争なんかさせないと断固拒否。総裁は「人間は欲しい物を目の前にして欲望を抑える事はできないんだよ それがいかに他の者を省みない選択だとしてもね」と言い、エリアにいるピエロを操作。疑い合う逃走者たちに更なる仕掛けを実行する。「時計台に上がれば裏切り者の正体がわかる」という通達をメール。その結果、逃走者たちは裏切り者がいないことを知った。

一方、ハンゾウはミッションを発動するためのコントローラーを発見。月村にコントローラーを渡し、部屋から脱出させるため、自分の研究室に戻っていた。ハンゾウは、助手で「忍」開発担当の水無月ユリエに、月村を助けるため新ゲーム『戦闘中』用のアンドロイド「忍」を用意すよう指示。しかし水無月は、エリアで使うにはまだ調整が必要だと言う。ハンゾウは月村に直接届けるため、閉じ込められている部屋の近くまでやってきた。総裁にバレないように届けるため、逃走者に依頼した。約束の時間が迫りハンゾウは「月村!助けに来たぞ!」と大声で言い、入口で見張っていた警備員を引き付ける。その間に依頼された逃走者は月村が閉じ込められていた部屋にコントローラーを届けた。

届けてもらったコントローラーを使い、月村は部屋から脱出。そこには、警備員を振り切ったハンゾウ。月村は、ハンゾウを疑ったことを謝り、ハンゾウは「そんなこと気にすんな!」と月村を笑顔で許した。

 

その頃、指令室ではゲームを乗っ取った総裁が大量のハンターを準備していた。大量ハンターをスタンバイさせていることに気づいた月村たちは、総裁の動きに備えるため復活ミッションを発動した。そしてミッションクリアにより確保された3人の逃走者が復活。

しかし指令室では、逃走中を破滅に追い込もうとする総裁によりエリアに30体のハンターが出現。大量ハンターによりゲーム崩壊を目論む。

その頃、ゲームを映し出す巨大スタジアムでは、多くの観客が騒いでいた。その様子を嘲笑う総裁。そして、総動員で月村とハンゾウを捕まえるよう警備員に指示する。

総裁によりゲームは崩壊の危機に陥る中、月村はハンターを停止させ総裁がハンターを再起動させている隙にペンダントを取り戻すという作戦を語る。しかし、このミッションが失敗すれば、「ハンターX計画」が実行されてしまう。そうなれば逃走中もすべて終わり。「これが僕のラストミッションです」と言い、月村は逃走者に運命を託すラストミッションを発動した。

逃走者たちが冷凍銃と冷凍コンテナを利用し、ハンターの数は大きく減った。

ゲーム崩壊を阻止された総裁は、月村とハンゾウを捉えるため、行方を追っていた。警備員に月村たちはまだ捕まらないのか聞く総裁。そこに1人の警備員が現れ、総裁に月村とハンゾウを確保したと報告し、部屋で倒れている様子を見せた。それを見た総裁は、もう一度ハンターを起動させて、ゲームを終わらせようとする。その時、総裁に向けて銃を突きつける警備員。「動くな」と言い、姿を現したのは月村。倒れていたのは、エリアにいた2人の警備員だった。そして、総裁に奪われていたペンダントと指輪を月村はついに取り戻した。

「何故だ 何故私の邪魔をする お前の手ぬるいやり方よりももっと多くの土地を圧倒的な速さで手に入れることができるのに」と語る総裁に「そのために多くの命を犠牲にすることわけにはいかない」と返す月村。しかし、総裁は「母親譲りの理想論か?犠牲なくして繁栄は得られない」と反論。ハンゾウは、「ハンターX計画」の資料をすべて公表した上で反逆罪で警察に引き渡すことを告げる。総裁は「私を捕まえたところで私の意見に賛同する者が現れ、やがてこの月を支配するだろう」と言い、連行された。

「これで全部終わりですよね」と疲れ切った月村に「何とかゲームも上手くいったな 次は俺の方も頑張んないとな」と言ったハンゾウ。新ゲーム『戦闘中』のアンドロイド「忍」の最終調整を進めているハンゾウ。忍はハンターと基本スペックが違うと説明し、完成はもうすぐだと明かした。期待する月村に感謝し、ハンゾウは指令室を後にする。

ペンダントを取り出した月村は「逃走中は守ったよ 母さん…」

こうして「ハンターX計画」を巡る争いに終止符が打たれた

しかし…

連行される総裁が「母親と同じ所に送ってやる」と言いピアスのスイッチを押し、カラス型のロボットを起動させる。

「さようなら…サトシくん…」

月村がいる指令室にカラス型のロボットが突撃し爆破した。異変に気付いたハンゾウは、すぐに月村の元へ急ぐ。

 

果たして、月村の命は?

次回、明らかとなる…​​​

逃走中アルティメット

戦闘中 ~初陣~
逃走中と時を同じくして生まれていたゲームがあった…その名は、『戦闘中』。封印されていたサバイバルゲームがついに解禁!

いよいよ、幕を開けた第1回目の「戦闘中」。クロノス社の指令室では、戦闘中開発者の高月ハンゾウと助手で「忍」開発担当の水無月ユリエがゲームの行方を見守っていた。「第1回戦闘中開催おめでとうございます」と祝福する水無月。ハンゾウは感謝するも、逃走中のことで浮かない顔をする。「月村があんな事になって…今は俺たちが頑張らないといけない」と言い最初のイベント、武器屋をオープンさせる。

戦闘中は、逃走中とは違い賞金を自由に使えるシステム。生き残るには賞金をいかに上手く使うかがポイントとなる。

一番の目玉は、戦闘中の胆である戦闘アンドロイド「忍」だ。

「ここからが本当の戦闘中の始まりだ」

武器屋で忍を手に入れるプレイヤーが増える中、忍を所持していない者が不利になることを危惧する水無月。ハンゾウは、忍が欲しいという心理を利用し、新たに忍を手に入れるチャンスを与える。もちろんリスクは犯してもらうと言い、闘技場をオープンさせる。

「忍の強さ、身をもって味わってもらおう」

積極的にイベントを利用するプレイヤーもいれば、賞金が少なくて手が出せないプレイヤーもいる。その様子を見たハンゾウは、武器屋のタイムセールを開始。このイベントによりさらにバトルが加速する。

ゲーム時間が残り半分を過ぎ、アイテムや賞金の少ないプレイヤーが行き詰ってきた。それも計算の内と話すハンゾウは、少ない金額で最高の武器が手に入るルーレットを用意。水無月に特殊装備の忍をスタンバイするよう指示する。

忍はカスタマイズによって様々な能力を発揮できる。今回水無月は、ハンゾウの指示通り、攻撃力に特化した「ビッグバトルボール忍」と守備力に特化した「大盾忍」を用意。ハンゾウによってプレイヤー達に一発逆転のチャンスが与えられた。

「勝ちたいなら運も味方につけなきゃな」

ゲームは残り30分を切りハンゾウは「戦闘中はそう甘くはない」と言い、バトルをさらに加速させるため、エリアに戦車を出現させた。「いったい何をする気ですか!?」と動揺する水無月。

「ここまでのパワーバランスを崩す このミッションを制した者がこのゲームの勝者に最も近づくはずだ」と言い、ハンゾウはボールチェンジミッションを発動した。

スタジアムも大盛況の中、無事に第1回戦闘中を終えた指令室では、「これなら収益も期待できそうですね」と話す水無月。

ハンゾウは、すでに次の戦闘中のプランを考えており、水無月と共に準備に取り掛かる。

​そして、クロノス社では次の逃走中の準備も進められていた…

逃走中 新桃太郎伝説 ~鬼ヶ島を奪還せよ~
今回は、爆破に巻き込まれたゲームマスター月村サトシに代わり、高月ハンゾウがゲームを進行。

無事、ゲームを終えたハンゾウは「何とかやれたな」とペンダントと指輪を見つめる。

そして、爆破され治療を受ける月村の様子をドクターに聞く。ドクターは、リカバリープラン通り順調に回復していると説明。月村が残したゲームプログラムで今回を乗り切れたハンゾウは「早く戻って来いよ」と月村の復帰を祈る。しかしドクターは、爆破の規模が大きかったため、月村の復帰にはしばらくかかると説明した。

​その時、エリア開発部から月村宛のファイルを受信。ファイル名は「逃走中アルティメットに関する報告書」。

「いったい何だこれは!?」と困惑するハンゾウ。

一命をとりとめたゲームマスター月村が回復を見せる中、突如送られてきたファイル「逃走中アルティメット」とはいったい!?

​次回、明らかとなる!

逃走中 ~沈黙の巨大迷宮2~
爆破に巻き込まれたゲームマスター月村サトシの復帰が間近に迫る中、今回も高月ハンゾウが代わりにゲームを進行。

エリア内では次回の戦闘中に向けて、戦闘アンドロイド「忍」の戦闘能力を強化中。ハンゾウは助手の水無月ユリエを呼び出し、戦闘中の準備について話し出した。水無月は「忍」の戦闘能力を強化しているほか、新たに「バックシールド」と「バトルシューター」を開発していると明かした。

 

そして、ゲームが終了し一息つくハンゾウ。そこに治療を終えた月村が帰ってきた。

「いよいよゲームマスター復帰だな!」と喜ぶハンゾウは、月村にハンター起動のために必要なペンダントと指輪を返した。

そしてハンゾウが、「逃走中アルティメット」について聞くと、月村は「ハンターX計画」を巡る事件でクロノス社内の反対勢力が一掃され、逃走中へのバックアップ体制が整ったことにより、計画していた「究極のゲーム」を開催できるようになったと説明。

そして月村は、スタジアムの観客に向けてその一部を発表する。

スタジアムの観客に「特別な逃走中」を計画している説明し、ゲームを構成する5つの要素「時間」「エリア」「賞金」「ハンター」「逃走者」そのすべてを史上最高のスケールに高めたゲーム、それが…「逃走中アルティメット」だと明かした。

次回開催するのか聞くハンゾウに対し、まだ時間がかかりそうだと月村は言い、まずはこの究極のゲームに相応しい逃走者を用意しなければならないと説明した。

 

月村の計画する「逃走中アルティメット」。

果たして、どんなゲームになるのか!?

逃走中 禁断の恋と財宝村 ~ロミオとジュリエ~

今回からゲームマスター月村サトシが復帰しゲームを進行。

エリア内には、来週放送予定の「戦闘中」を告知するポスターが掲示。

指令室では、ゲームを進行する月村の元に高月ハンゾウとその助手の水無月ユリエがやってきた。月村は戦闘中の準備は進んでいるか聞き、ハンゾウは開発中だった新しいバトルアイテムが完成したと説明。月村は、来週の戦闘中の展開に期待した。

とはいえ、2週連続でのゲーム開催はお互い負担がかかったと話す。そこでハンゾウは「お前も助手を付けたらどうだ?水無月みたいな」と提案。するとなぜか照れる水無月。「お前ら割とお似合いかもな」と茶化すハンゾウに「今のところ1人で大丈夫です」と月村は答え、水無月は少し残念そうな顔を見せる。

それよりも、戦闘中に出場するプレイヤーが気になる月村。ハンゾウはプレイヤーの一覧を見せ、来週に開催される戦闘中に期待を寄せる。

 

そして、ゲームを終えた月村はスタジアムの観客に向け、「逃走中アルティメット」に関する情報の一部を公開する。

月村は「逃走中アルティメット」に出場する逃走者の条件を発表。アルティメット選考基準は過去のデータを分析し、逃走成功者、自首成功者、そして注目すべき特徴を持った過去の逃走者および新たな挑戦者だと宣言。そして、史上最高のスケールに高めたゲームになることを約束した。

アルティメットはいつ開催するのか聞くハンゾウに、準備にもう少し時間がかかると説明する月村。そしてハンゾウは「何か協力できることがあったら遠慮なく言ってくれ」と言い、月村は「ふさわしい仕掛けを作るために、ハンゾウさんにしかできないお願いがあります」と依頼した。それを快諾し、指令室を後にするハンゾウと水無月。

月村が表示させたモニターには『逃走中アルティメット「忍」利用計画』と書かれていた…。

 

果たして、月村が考えている計画とは!?

「逃走中アルティメット」に向け、カウントダウンが始まった!

戦闘中 ~第二陣~ 「大江戸忍大戦」

ゲームマスター高月ハンゾウと助手の水無月ユリエがゲームを進行。

そして終了後、ゲームの様子を見ていた逃走中ゲームマスター月村サトシが指令室にやってきた。

水無月は、月村に逃走中アルティメットの準備について聞き、積極的に「私にできることがあったら何でも言って下さい」と言う。月村は「水無月さんに言っていただけると心強いです」と返した。

そして月村は、ハンゾウに「逃走中アルティメット」は過去とは一味違うゲームにしたいと相談する。そしてハンゾウに、『戦闘アンドロイド「忍」利用計画』を見せる。「逃走中に忍を!?」と驚くハンゾウ。

果たして、戦闘アンドロイド「忍」利用計画とは!?

次回ついに、「逃走中アルティメット」が開催される!

逃走中 アルティメット ~1stステージ~

ゲームマスター月村サトシによって集められた30人の逃走者たち。背後にあるビジョンに月村サトシが映し出された。

これから行うのは、逃走中史上最高スケールのゲーム「逃走中アルティメット」。逃走者は過去最多の30人。月村の判断で15人ずつの2グループに分けられた。

そして月村は、最後まで逃げ切った逃走者には「アルティメットプレイヤー」の称号を与えると告げた。

過去最大スケールとなる「逃走中アルティメット」を行う指令室では、ついに開催されたことを祝すハンゾウ。月村は今回、ミッションの数が多いことからハンゾウにサポートをお願いする。

そしてハンゾウは、今回の逃走者について質問。月村はまず、意外性のあった「逃走成功者」、それからゲームの状況によって無理せず冷静な判断を下した「自首成立者」、逃げ切る可能性を秘めている、過去に「逃走成功目前で確保された逃走者」、そして「初参加の逃走者」。月村は、過去のデータから逃走成功者の8割以上が初参加の者たちだったと説明し、未知数という可能性に期待を寄せる。

「ゲーム時間0の瞬間何が起こるのか 予測不可能なラストを見せてくれるでしょう」

月村が最初に用意したミッションは、逃走中の初期からゲームを盛り上げた「ハンターヘリ」。月村お気に入りの仕掛けである。

そこに、戦闘中の忍開発担当である水無月ユリエがやってきた。水無月もせっかくのアルティメットを一番いい場所で見る。そして、水無月は、「忍」利用計画の準備は整っていると話した。

まだ逃走者は13人もいるのに「最初のミッションは全員に協力してもらいましょう」と言う月村。そのことに驚く水無月に対し、「協力するプレイヤー数が少ないほどミッションの難易度が上がります」と言い、納得するハンゾウ。

そして月村によって「逃走中アルティメット」最初のミッションが発動された。

ミッションクリアによりハンター放出が阻止され、スタジアムも盛り上がりを見せる。

しかし、スタートゲームで勝利したシードグループは何もせずに賞金が上がっていくことに「しばらくは観客気分でしょうね」と言う水無月。「そいつはどうかな?」と不敵な笑みを見せるハンゾウ。月村は「アルティメットプレイヤーを目指す者に油断している暇なんてありませんよ」と言い、次のミッションの内容に関わる通達を発動。シードグループには、「賞金単価が200円に上がるがリスクが高いミッション」か「賞金単価が100円のままだがリスクが低いミッション」のどちらかを選んでもらう。そしてシードグループは「賞金単価が200円に上がるがリスクが高いミッション」を選択した。

「リスクを知ったら驚くぞ」と言うハンゾウ。月村は「誰よりも早くチャンスへ向かって走り出した者がアルティメットプレイヤーへと近づくでしょう」と言い先発グループの者にシードグループと交代できるチャンスを与えた。

先発グループの者は、1人クリアにつきシードグループから3人が選ばれ交代することができる。リスクは、先発グループではなくシードグループに対してのものだった。

月村は、リスクが低い方を選択していれば1人に対して1人だったと明かした。「これでゲームの流れは大きく変わるでしょう」と月村は今後のゲーム展開に期待する。

 

突如「準備完了」の通知が鳴り、驚くハンゾウ。月村は2ndステージで発動するミッションの準備ができたと説明し、「セーフティーボックス」を見せた。

水無月はどんな仕掛けなのか聞くが、詳しくは後ほど説明する月村は言う。

そして次のミッションは、ハンターを100体放出すると月村は言う。100体の数に驚き、ハンターの数は2ndステージに引き継がれるため心配する水無月。月村はこのために過去のゲームで冷凍銃を使用したことのある逃走者を入れてあると説明。アルティメットプレイヤーを目指す者なら100体のハンターにも立ち向かえるはず。

ここでシードグループの逃走者たちには、「勇気」ではなく優れた「知恵」を発揮してもらうとし、ミッションを発動。

逃走者たちの活躍により99体のハンターが停止。月村は「このハンターたちが逃走中アルティメットの称号の前に立ちはだかり、最後の関門になるでしょう」と語る。

1stステージが終わり、2ndステージ進出を喜ぶ荒川静香と城田優。しかし逃げ切った者はあと1人おり、その者は「セーフティーボックス」の中にいた。それは、澤部佑(ハライチ)。

月村は「上手く誘いに乗ってくれました 彼の存在が今後の展開を大きく揺るがします」と語る。

「ここからが本当の逃走中アルティメットの始まりです」

果たして、澤部の身に何が起こったのか?

そして残り時間0の瞬間、衝撃の事実が逃走者を待ち受ける!

「逃走中アルティメット」次回ついに完全決着!

逃走中 アルティメット ~2ndステージ~

ハライチ澤部が閉じ込められた「セーフティーボックス」の様子を見つめる月村サトシ。月村は「彼は一時の安全を得るためにあるリスクを背負う事になってしまいました」と説明する。
それは、1stステージ残り20分頃。「この中に入れば、2ndステージに進める。ただし、相応のリスクがある。」と書かれたセーフティーボックスの中に澤部が入った。その直後、扉が閉じエリアに2体のハンターが放出、そしてエリアの一角が封鎖。安全と引き換えにハンターZONEに閉じ込められてしまった。2ndステージ進出という誘いに乗った澤部。しかし、それに伴うリスクとは、45分後に扉が開きハンターに確保されてしまうというものだった。また、セーフティーボックス内はモバイル無効化装置が付いており、澤部はモバイルを使うことができない。

「甘い蜜には毒があるってことだな」と語るハンゾウ。次に発動されるのは、澤部を助けるミッション。「ただし今までの逃走中と今回のアルティメットを同じだと思っていると、後で後悔するかもしれません」と話す月村。そして、モバイル無効化装置をOFFにして、澤部が他の逃走者に助けを呼べる状態にし、ミッションを発動した。


助けに動く逃走者たち。「逃走者の数が多い方が確保される確率が下がるからな」と救出に向かう逃走者たちに納得するハンゾウ。ただし、今回に関して言えばメリットばかりではないと話す月村。そして月村は、「アルティメットプレイヤー」になれるのは、最後まで逃げ切った“ただ1人”だけだと明かした。アルティメット、それは究極を意味する。「アルティメットプレイヤー」とは、逃走者として逃走中を極めた唯一無二の存在が得られる称号であるべきだと語る月村。「逃走中アルティメット」は、ゲーム時間が0になっても、最後の1人になるまで時間無制限でゲームが続行される。これが「アルティメットルール」。
そのルールをまだ知らない逃走者たちを心配する水無月。「逃走中は個人のゲーム 自分が逃げ切らなければ意味が無いという事か」と話すハンゾウ。
「これこそが逃走中アルティメットの神髄です」

ゲーム時間はまもなく残り30分。月村は「そろそろ活躍していただきましょうか」と水無月に言う。戦闘アンドロイド「忍」の投入に期待を膨らませるハンゾウ。次のミッションではさらにプレイヤーの人数を増やそうと狙う月村。もちろん助けるかどうかはプレイヤー次第。しかし逃走者たちは、最後の1人になるまで時間無制限に続くことをまだ知らない。
忍のスタンバイを完了させた水無月。忍は、月村のリクエスト通り逃走者を常に捜索し続ける設定に。それから、ハンゾウの指示で2体の忍で1人の逃走者を追うコンビネーションモードを搭載したと水無月が説明。コンビネーションモード搭載に驚く月村に対し、せっかく出すなら次回の戦闘中に向けていろいろテストさせてもらうと話すハンゾウに月村は期待を寄せる。そして、月村とハンゾウの操作により、エリアに戦闘アンドロイド「忍」が出現した。

残り時間もわずかとなり、ついに「アルティメットルール」を通達する。
ようやく逃走者同士ライバルであることを知る。彼らには自首という選択肢があるが「アルティメットプレイヤー」の称号を放棄することになる。
しかし月村は、最後の1人「アルティメットプレイヤー」の賞金は2倍にすると宣言。ハンゾウは「富も名声もたった1人の物か…」と話す。
そして、月村は「アルティメットルール」を通達した。

ゲームもいよいよ終盤戦に突入。逃走者が1人になるまで無制限に続き、賞金も逃走時間も過去最大となる「逃走中アルティメット」に感心するハンゾウ。
そして、月村は「アルティメットルール」を逃走者たちに伝えた上で、協力しなければクリアできないミッションを発動した。

ついに「アルティメットルール」に突入し、月村が通報部隊を投入。

最後の1人になるまで終わらない「逃走中アルティメット」も残る逃走者は3人となった。月村は「さあ これで決着を着けさせてもらいます」と言い、停止していた99体のハンターを見つめる。
どんな協力や戦いがあっても、最後はやはりハンター。そして、逃げ切れるかどうかは自分の力。恐怖に打ち勝ち、走り続けた者だけが切り開ける未来。それが「アルティメットプレイヤー」への称号なのだ。
月村によって、エリアで停止していた99体のハンターが再起動した。

「逃走中アルティメット」が終了し、上地雄輔が「アルティメットプレイヤー」となった。
スタジアムも大盛況で「逃走中アルティメット」が大成功に終わり、月村とハンゾウは固い握手をかわした。そして月村は、協力してくれたハンゾウと水無月に感謝した。
そんな中、月村に対しハンゾウは「次回の逃走中から新たなサポートメンバーを加える」と伝える。1人で大丈夫だと言う月村にハンゾウは、「これは決まった事なんだ 月村、お前にまたこの前みたいなことがあったら困るんだ」と話す。「ハンターX計画」を巡る事件を思い出した月村は、新たなサポートメンバーが加わることを受け入れた。

逃走中が新たな展開を迎えようとする中、1人の男がゲームの一部始終を見つめていた。
「月村…浮かれていられるのも今のうちだ…」
そう言いながら不気味に笑うこの男は、かつて月村の失脚を目論んだ有明リョージ。
有明は、ライバル企業の「ヘリオス社」に籍を置いていた…

次回以降、この男によって逃走中にかつてない大事件が巻き起こる!

ゲームマスター候補生

戦闘中 ~第三陣~ 「激突!忍ヶ原の乱」

闘技場に用意された「双龍の忍」を槙原寛己が獲得した。その様子を見た高月ハンゾウは、「逃走中アルティメット」で試した2体の忍によるコンビネーションモードが良いテストになったと話す。そして水無月ユリエは、2体の忍に「契約の腕輪 双龍」を装着させた。

「さあ 双龍の忍、思う存分暴れてくれ!」

チーム戦が終了し、再び個人戦が始まろうとする中、敗者の部屋の前で鎖を繋ぎ始めた「ブラウンクロウ」。そして敗者たちの前に4体の「レッドクロウ」が現れた。

レッドクロウは、今までのブラウンクロウとは違い、機械操縦能力に長けたアンドロイドだとハンゾウが説明し、次のイベントで使用する。

今から敗者たちに復活のチャンスを与えるハンゾウ。水無月は、倒したプレイヤーを復活させるのは勝ち残っているプレイヤーが納得いかないのではと質問。ハンゾウは、復活する者には再び所持金を渡すため、最後に勝ち残ったプレイヤーの賞金が増えるというメリットもあると答えた。だが、簡単には復活させないハンゾウは、「今までにない過酷なイベントに挑んでもらう」と言い、復活イベントを発動した。

そしてゲームを終えた指令室に、2人のゲームマスター候補生がやってきた。「今回のゲームもスゴく興奮しました」「イベントのたびに戦況が変わる様子はとても勉強になりました」とそれぞれの視点でゲームの様子を見ていた2人。「逃走中とはまた一味違うだろう」と話すハンゾウ。そして「だが、あいつはちょっと俺より厳しいぞ」と冗談を言う。

そこに逃走中ゲームマスターの月村サトシが入室。そして新たなサポートメンバーが紹介される。

ゲームマスター候補生としてやってきたのは、朱月サク青山シズカ。2人ともクロノス社のゲームマスターを養成する機関 「C.C.P.」 の成績優秀者である。

ハンゾウは月村に、「この逃走中はもはやお前だけのゲームじゃない 逃走中の存在はこの俺たちの住むコロニーの未来を担っていると言っても過言じゃない」と話す。月村のようなゲームマスターになって見せると言うサク。月村の高度な技術の全てを知りたいと言うシズカ。そんな2人に月村は「一緒に頑張ろう」と言い、握手をかわす。

月村に、来週開催となる逃走中について質問するサク。今度の逃走中では、ゲーム中に登場するある仕掛けが逃走者を翻弄していくと語る月村。モニターに映し出された謎の箱について質問するシズカ。その箱の内容に期待を寄せる2人。

2人のゲームマスター候補生が加わり、新たな展開を迎える中、クロノス社のライバル企業ヘリオス社では、かつて月村の失脚を目論んだ有明リョージが再び動き出そうとしていた。

「ハンターX計画」を巡る事件でクロノス社総裁の竹取カレンが逮捕。しかし、幹部の有明は証拠不十分により釈放されていた。

俺もまた、こうして夢の続きが見られる…」

ここで、とある者から通信。モニターにはゲームマスター候補生の1人である朱月サクの姿が。サクは「逃走中のメンバーに選ばれ、月村との接触に成功しました」と言い、計画を実行に移すと有明に報告した。

月村…俺の計画からお前は逃がさない…」

月村サトシを狙い、朱月サクを潜入させた有明リョージ。

​次回開催となる逃走中でその恐るべき目的が明らかとなる!

逃走中 新浦島太郎物語 ~玉手箱と乙姫の罠~

月村サトシがゲームをコントロールする中、ゲームマスター候補生の朱月サクと青山シズカはその様子を見つめる。

そしてゲームを終えた月村に、「やっぱシステムをいろいろ勉強してから見るとまた違って見えますね」と言うサク。シズカは「認識の甘い箇所がありました」と自分に厳しい。

サクは、ゲームが終わっても作業する月村を気にするが、月村は個人的に収支結果まで見させてもらっていると説明。

逃走中の収益は、すべてコロニーの環境整備に回される。子供たちが広い土地で駆け回れるように。それが月村が逃走中を開催する理由だと理解しているシズカ。

ただ最近は、もっと大きな課題があると語る月村。それはエネルギー資源の枯渇問題。今、この月ではエネルギー資源不足が深刻化している。サクは、他のコロニーの間で資源の奪い合いによる戦争が起きていると話す。しかし月村は、自分たちの力で土地を開拓して、そこに眠る資源でこのコロニーを守りたいと語る。それが月村、ひいてはクロノス社の目的の1つなのである。月村は、お金も時間も労力も途方もないが争いよりずっといいと話す。その意見に賛同するシズカ。その2人を冷めた目つきで見るサクは、すぐに表情を変え、月村に次の課題について質問する。

今まで色々教えてきたが、今度は実際にミッションを考えてほしいと話す月村。喜ぶサクは、早速考えてくると言い指令室を退室する。そして、シズカも指令室を後にした。

サクは有明リョージと通信し、逃走中のミッションに関与可能になったと報告。「ようやく、あなたのお役に立てる時が来たんですね」と話すサクに有明は「これぐらいできて当然だ」と冷たく返す。そして有明から「サク、俺たちの計画、強大な軍事国家設立のためには莫大な資金が必要だ 失敗は許されんぞ」と言われ、サクは計画を次の段階に進めると報告した。

動き出した有明リョージと朱月サクの計画。

​逃走中ゲームマスター月村サトシを狙う大事件が起ころうとしていた!

戦闘中 ~第四陣~ 「欲望と戦場の絆」

ゲームマスター高月ハンゾウと助手の水無月ユリエがゲームを進行。

2つ目のミッションでは、敵同士という状況の中でプレイヤーたちを接触させるミッションを発動する。お互い信用し合わなければクリアは出来ないと言うハンゾウ。協力する相手を間違えれば、バトルに発展しかねない。誰を選ぶか、その選択が明暗を分ける。

最後のミッションでは、双龍の忍獲得をかけたミッションを発動する。双龍の忍は、戦況を大きく動かす強力なアイテム。それをエリアに設置し、プレイヤーたちに奪い合ってもらうと話すハンゾウ。ここまで戦いに避けていたプレイヤーもこのミッションで戦いに挑みそうと期待を寄せる水無月。しかし、全員が奪いに行くわけではないと話すハンゾウ。忍を持っている者たちは、新たに忍と契約することができない。つまり、他のプレイヤーに獲得させないよう阻止に動くということに気づく水無月。ハンゾウは、その中でミッションを制した者が最後の1人に大きく近づくとし、ミッションを発動した。

​ゲームを終えた指令室では、疲れを見せるハンゾウ。そこへ、逃走中ゲームマスター月村サトシとゲームマスター候補生の朱月サクと青山シズカがやってきた。ハンゾウは「ゲームマスターの勉強はどうだ?もうギブアップするか?」冗談を飛ばしながら話す。真面目な2人は、真剣な眼差しで否定する。

2人には、逃走中のミッションを実際に考えてもらっていると話す月村は、うまくできたら次回のゲームで使ってみようと考えている。

「シズカには負けないよ」とライバル意識を持つサクに対し、「勝ち負けを争う課題じゃないですけど、月村さんのご期待に沿えるように頑張ります」と冷静なシズカ。逃走中が盛り上がることが、ひいてはコロニーの発展につながると話し、それを忘れないようにと2人に言う月村。すぐに返事をするシズカと、少しためらいながら返事をするサク。

ヘリオス社では、準備が整い計画を実行に移すという報告をサクから受ける有明。泥濘のないように進めろと指示する有明。

しかしサクは、月村の考えを有明に報告し、「そういう方法もあるんですね」と言う。有明は「俺たちのコロニーは何故滅んだ?」と問う。「エネルギー資源を狙われて…他のコロニーに攻められて…」と言うサクに「それでお前は何を奪われた?」と聞く。「家族…友達…みんな全部です」と答えるサク。有明は「あの時、俺やお前にもっと力があれば…」と言い、サクが「もっと力があれば…家族を守れた」と言う。そして、有明は「これ以上大切なものを失いたくはない…だから…」と聞き、「一刻も早くどこよりも強い軍事政府を確立し、他のコロニーを制圧する」とサクは答えた。「あの地獄の中、全てを失ったお前を拾ったのは誰だ?」という質問に「有明さんです」と即答するサク。有明は「誰が正しいか、お前ならわかるな」と聞き、サクは返事をし通信は終わった。

月村のような甘い考えでは決して生き残れないという事を…教えてやろう」

そして指令室を後にし、コントローラーを外して1人で移動する月村の背後に2人の警備員が現れ、月村を攻撃しどこかへ連れ去った。

有明とサクによって襲われた月村サトシ。

​今後、逃走中を揺るがす大事件が巻き起こる!

逃走中 ~最後のサムライ~

ゲームマスター月村サトシが不在の中、高月ハンゾウがゲームを進行し、無事に終える。

 

果たして、月村の運命は!?

​次回、明らかとなる!

逃走中 ~奥様はかぐや姫~

今回もゲームマスター月村サトシが不在の中、高月ハンゾウがゲームを進行し、無事に終える。

ゲームマスター候補生の朱月サクと青山シズカのサポートがあって助かったと話すハンゾウ。何があっても逃走中を中止するわけにはいかないとシズカは言った。ハンゾウは、引き続き月村捜索チームに加わって力を貸してほしいと2人に伝える。

​月村は、クロノス社のライバル企業ヘリオス社に捕らわれていた。拘束されている月村の元へ、有明リョージがやってきた。「これはどういうつもりだ」と怒る月村に「かつての上司に随分な口の利き方だな」と挑発。今度は何を企んでいるのか聞く月村だが、有明は「君と話がしたかったんだ」と話を変える。

月の資源不足について、有明も心配していると話し、そのせいで残酷な争いが今もどこかで繰り返されていると語る。月村は「だから僕は逃走中で資金を集めて何とか解決しようとしている」と話すが、途方もないと反対する有明。そして有明は、この問題をすぐに解決してみせると言い、強大な軍事国家を設立し他のコロニーを制圧すると語る。つまり、力による支配で平和を掴み取ると話す。

「なあ月村…君も一緒にやらんか」と誘う有明に「誰がそんなことを」と拒否する月村。しかし有明は「なわけないだろう」と言い、逃走中のゲームプログラムを奪って、資金調達に利用させてもらうと話す。月村はクロノス社とは無関係の今の有明に、逃走中は手出しできないはずだと語る。「それはどうかな?」と言い、有明は立ち去った。「お前の勝手にはさせないぞ!すぐに仲間が来てお前の計画を止めてくれるはずだ!」とクロノス社の仲間たちを信頼している月村。

「仲間だと…?」と言い、逃走中プログラムを見る有明。そして、サクはクロノス社で逃走中プログラムを操作していた。

次回、捕らわれた月村が衝撃の事実を知ることになる!

戦闘中 ~第五陣~ 「欲望の都」

ゲームマスター高月ハンゾウと助手の水無月ユリエがゲームを進行。

ゲームを終えた指令室では、「私、またゲームが終わればいつものように月村さんが来てくれるような気持ちでいて…」と話す水無月。ハンゾウは「みんな必死で月村の捜索にあたってくれてるんだ シズヤやサクも頑張ってくれてる」と諭す。

そして、月村の捜索にあたる青山シズカは、歩行パターンや呼気成分、体温感知を調べるも、どれも月村と一致する生体反応が見つからない。このコロニーにいないのではと考えるもそれはあり得ないとし、見落としがあるか確認する。サクの検索範囲内の結果から新たな月村の行動パターンを起こそうとしたところ、サクがクロノス社にいないことを突き止める。そして、サクの送信ログにアクセスしようとするも無数のパスワードがかかっていた。不審な出来事の連続に「まさか…?」とシズカは疑問を抱く。

その頃、ライバル企業のヘリオス社では、月村サトシが捕らわれていた。「お仲間とやらは助けに来てくれたかな?」と挑発する有明に「今やクロノス社を退いたあなたに僕が誘拐された痕跡をゼロにすることはできない」と反論する月村。今の有明にクロノス社のセキュリティシステムに触れることは出来ない。「だがお前になら出来るだろう」とある人物を呼ぶ。それは、ゲームマスター候補の1人である朱月サク。サクがヘリオス社での有明の部下だったことを知り、動揺する月村。有明は、計画のためスパイとしてサクを研究生の頃からクロノス社に潜入させていたのだ。サクは、逃走中のゲームプログラムをコピーし転送後、オリジナルを消滅させる準備が整っていると説明。「そんなことをしたら二度と逃走中が行えなくなる」と言う月村に、「これからはヘリオス社が新たなる逃走ゲームを行い、その利益で軍事国家を設立するんだからな」と言った。

シズカは、ずっとそばで一緒に学んできたサクが、大胆に見せて本当は臆病で疑い深いことを知っている。そしてシズカは、サクがヘリオス社に所属し有明と繋がっていること突き止めた。

「サク…お願い…嘘だと言って…」

​しかし次回、計画が実行されハンターを巡る衝撃の事件が巻き起こる!

逃走中 ~ハンター消滅~

クロノス社の指令室では、高月ハンゾウに見守られながら朱月サクがゲームを進行。今回のゲームはすべてサクに任せているハンゾウは、いきなり10体のハンターを放出したことに驚く。そしてハンゾウは、他にも今までにない仕掛けを用意してるみたいだなと期待する。サクは、今回のゲームではスタート時からニセ逃走者を忍び込ませていると説明。外見は逃走者のようだが、中身はハンターと同じアンドロイド。ニセ逃走者は、ミッションを失敗させて逃走成功を妨害する。信頼関係を揺さぶってゲームを展開させるサクは、誰がニセ物か見破らないと逃走成功は難しいと語る。そのゲーム展開にハンゾウは期待する。

「ニセ者はすぐそばに…潜んでいますよ」

狙い通り疑い合う逃走者たちを見て、すべて順調に進んでいると話すサク。

その頃ヘリオス社では、監禁されている月村サトシの元に有明リョージがやってきた。これを見ろと言い、逃走中の開催に熱狂するスタジアムの様子と指令室でサクがゲームをコントロールする様子を見せる。「お前がいなくてもゲームは始まりそして終わる その時こそ逃走中は俺の物だ」と言う有明に、そうはさせないと言う月村。

有明は、月村の施錠を解除して別室へ連れていき、再び施錠。そして「お前にいい物を見せてやろう」と言い、サクが送ってきた逃走中のゲームプログラムを見せた。「だがもう1つ重要な物を手に入れなければな」と言う有明は、逃走中を開催させるためのアンドロイドであるハンターを狙う。「最後にこいつを盗み出し、我が社の優秀な複製技術をもってコピーしてしまえば、逃走中は完全に俺のものになる」と話す有明。月村は「ハンターの転送には特殊なセキュリティがかけられている 外部から手出しは不可能だ」と話すも指令室に座っているのはサク。ハンターはゲームの途中でいただくと言う有明は、月村が最初に完成させたハンター1号機を狙う。

「そしてお前は消える」

その頃クロノス社の指令室では、次のミッションを発動するサク。逃走者同士が信用し合わないとこのミッションはクリアできないと語る。しかし、間違ってニセ逃走者を信用してしまうと大きなリスクを背負うことになると説明。

「誰を信じるのか その選択が命運を分けます」

逃走者たちは、ニセ逃走者が坪倉由幸(我が家)であることを突き止め停止させたが、サクはニセ逃走者をあと1体紛れ込ませていた。混乱する逃走者たちを見て「上手くいきました」とサクは自信を見せる。そしてサクはハンゾウに、シズカはまだ月村を見つけられていないのか聞く。ハンゾウは「そうみたいだな…」と答え、サクは笑みを浮かべる。

一方、行方不明の月村を探している青山シズカは、サクとヘリオス社の有明との繋がりが月村の失踪と関連しているはずだと考える。「サク…ずっと一緒に学んできたのに…」とシズカはショックを受ける。

実は今回のゲームが始まる前にシズカは、サクとヘリオス社の有明がウラで繋がっている事実をハンゾウに伝えていた。驚くハンゾウは「まさか…」とサクを疑う。「何か行動を起こし、目的が分からないサクを追い詰めるのは月村さんの命に関わるかもしれません」と言うシズカ。ハンゾウはサクを監視すると言い、シズカに引き続き調査を行うよう指示する。

サクがスパイだと聞いたハンゾウは、月村を救出するため敢えてサクを泳がせていた。

​そしてシズカは、今もなお月村を捜索していた。そしてついに、ヘリオス社にて月村の生体反応を確認する。シズカは、転送のためセキュリティの突破を試みる。

「有明リョージ…逃走中から月村さんを奪うなんて…絶対に許さない!」

その頃ヘリオス社では、ニセ逃走者を使いハンターを盗むようだと話す有明。何も手出しできない月村に「せいぜいお仲間が助けに来てくれることを祈っとくんだな」と笑いながらその場を去る。

クロノス社の指令室では、次のミッションには罠が潜んでいると話すサク。ニセ逃走者は、本物の逃走者の目を盗んでひそかに妨害を仕掛けるため、互いの動きを見張ってなければミッションが失敗する。

「誰も信用できない中、彼らは益々疑心暗鬼におちいります」

ニセ逃走者にミッションを妨害され、疑い合う逃走者たち。その様子を楽しむサク。

その頃シズカは、月村を助け出すため、ヘリオス社に侵入しようとしていた。そしてついにセキュリティの突破に成功し、月村がいるヘリオス社に転送する。転送してきたシズカは、月村から至急サクを止めるよう指示され、クロノス社の指令室にいるハンゾウに知らせる。

ここまでサクを泳がせていたハンゾウは、シズカからの報告を受け、サクがハンターを盗もうとしていることを知った。そしてハンゾウは警報音を鳴らし、警備員を転送させサクを包囲する。月村を拉致したのか聞くハンゾウに「遅いよ…もう計画は止まらない」と言い、その場から消える。サクはエリア内に侵入し、計画を実行しようとしていた。ハンゾウは、観客が騒ぎ出す前にサクを見つけなければならないと焦る。

ヘリオス社では、月村につけられた施錠を解錠するシズカ。そしてここから逃げようとしたところ、有明がシズカを襲った。計画の邪魔をされたくない有明は、シズカが腕につけている転送するために必要な装置を破壊した。

ニセ逃走者を排除しなければ、ハンターが盗まれてしまう。しかし、ゲームを中断すれば、スタジアムの観客が暴動を起こす危険性がある。そのためハンゾウは、逃走者にニセ逃走者を止めてもらうしかないと考え、ミッションを発動した。

一方、エリアへ逃げ込んだサクは、ハンゾウが手を打ってきたことに気づくが、ニセ逃走者がミッションを妨害するため、ハンター1号機を盗む計画に問題はないと語る。

逃走者たちの活躍により、ニセ逃走者が益若つばさであることを突き止め停止させた。すべてのニセ逃走者が停止されたサクは、ハンター1号機を盗み出すため次の手を打つ。ハンター1号機を転送するための装置をニセ逃走者が取り付ける算段だったサクだが「停止したならまた起動させるまでです」と有明と通信し、停止していた2体のニセ逃走者を再起動させた。

その様子を見たハンゾウは、自然なゲーム展開だと思わせながら停止させようとする。ハンターはサングラスで逃走者を識別している。そのため、登録データを書き換えれば、ニセ逃走者を捕まえさせることができるはずだと考えたハンゾウは、サクの妨害に対抗するため10体のハンターを設置。

一方、サクによって動き出した2体のニセ逃走者は、転送装置を取り付けるためハンター1号機を探す。

そして、ハンゾウによって作戦を妨害されたサクは、ハンゾウに対抗するためニセ逃走者のダミーを10体ずつ追加した。

ニセ逃走者の動きを止めたいハンゾウとハンター1号機を奪いたいサク。2人の思惑と陰謀に逃走者が巻き込まれていく。

逃走者たちの活躍により、ミッションクリア。ハンゾウはサングラスのデータを書き換え、ハンター10体はニセ逃走者2体の確保に向かう。そしてハンター10体により、ニセ逃走者は確保されエリアから消えた。

その様子を見て悔しがるサクは、「アンドロイドにできないなら…俺がやる」と言い、自らが転送装置を持ち、ハンター1号機を盗むため動き出した。

「有明さん…俺はあなたの役に立つ」

サクを見つけたハンゾウは、エリアに警備員を転送。警備員から逃げるサク。その目の前に現れたハンター1号機。

「計画は絶対に失敗できない…有明さんのために!」

ハンター1号機に向かって必死に走るサク。そして警備員は、サクを取り押さえることができた。しかし、サクの手にハンター転送装置がない。サクによってハンター1号機の背中に転送装置がつけられ、ハンター1号機は有明がいるヘリオス社に転送された。

「有明さん…」

ハンター1号機が転送され喜ぶ有明。しかし有明は「これでアイツの役目は終わりだ」と言い、サクのデータを消去。有明はサクとの関係を断ち切った。「サクを何だと思ってるんだ」と怒りに震える月村に対し「なんとも思ったことはない」と答える有明。

​「これで逃走中は俺のものだ!」

無事今回のゲームは終了したがヘリオス社では、ハンター1号機が奪われてしまい月村サトシは絶体絶命の危機を迎えていた。

すべてが終わりこの計画は終了だと話す有明は、あとはハンターをコピーするだけだと話す。そして「その前に月村…お前を始末しないとな…」と言い、光線銃を起動させようとする。

「逃走中は俺が受け継いでやるから心配するな!」

覚悟を決め目を閉じる月村。そして有明は、月村に向けて光線銃を撃った。しかし、レーザーは月村に当たらなかった。月村が目を開けるとそこには、煙を上げるハンター1号機がいた。月村に向かって倒れてくるハンター1号機。「まさか…ありえん」と言った有明は、もう一度月村に向けて光線銃を撃った。背中に命中した月村は、ハンター1号機と共に崩れ落ちる。

ハンターは修理してからコピーさせてもらうと笑いながら言う有明。

そして月村は、指輪についているハンターの時限爆破装置を起動させた。

「ハンターは誰にも渡さない」と言う月村。「バカか!?たかが機械に命を懸けるだと?悪い冗談だ!」と笑う有明。

嘲る有明に月村は涙ながらにこう叫ぶ。

「あなたにはないのか…命を燃やして作ったものが、命を懸けてでも守りたいという思いが」

「愚かだ…お前ら3人とも仲良くおさらばするがいい」と言う有明。「だが俺は諦めんぞ!」と言いその場を去った。

脱出を試みるシズカだが、装置が壊されたため転送できない。

月村は、1人だけ転送できるコントローラーを「シズカ…君が行くんだ」と渡す。「ダメです…月村さんが…」と拒否するシズカに「俺はもう助からないから…たとえ戻ったとしてもゲームマスターを続けることは不可能だ… ならばここで、ハンターと最期を共にする…」と話す。

そして月村は「あとは…頼んだ」と言い、コントローラーを使ってシズカをクロノス社に転送させた。

シズカが転送され、心配するハンゾウ。「このままじゃ月村さんが…」と話すシズカ。

「始まりも終わりも… お前と2人だ… ありがとう… ハンター…」

その瞬間、ハンター1号機が爆破した。そして、月村の生体反応も消えてしまった。

逃走中を守るため自ら犠牲となった月村サトシ。

​果たして、逃走中はこの先どうなってしまうのか!?

逃走中10周年記念ゲーム

逃走中 ~白雪姫と七人の侍~
月村サトシがいない中で行われる今回は、青山シズカがゲームを進行し高月ハンゾウがその様子を見守る。

白雪家が治める国を乗っ取ろうとする魔夜。それを止めるため白雪姫は七人の侍を集めている。しかし、青吉が紫門を閉めたことにより、金次と銀次を呼びに行くことができなくなってしまった。

白雪姫の仲間集めに手を貸したいシズカは、ミッションを発動した。

実は青吉は、妻の菊江を人質に取られており、魔夜に従わざるをえない状況に追い込まれていた。

困り果てた青吉を見たシズカは、青吉の妻を助けたいと考えるが、どうやって小屋の前にいる門番たちを追い払えばいいのか困る。

それを見たハンゾウは「どうしても助けたいんだったら俺に良い考えがあるぞ」とシズカを手助けするためミッションを発動した。

ミッションは失敗したものの、ハンゾウが仕掛けた恐竜により兵士を追い払い、青吉の妻を救出することができた。安心したシズカはハンゾウに「それにしてもハンゾウチーフは恐竜好きですね」と話す。「実は次回の戦闘中にも、恐竜を出そうと考えてるんだ」と嬉しそうに話すハンゾウ。驚くシズカに「戦闘中に出てくる恐竜はこんなもんじゃないぞ」と自慢し、シズカも期待を寄せる。

一方エリア内では、戦闘中のクロウが恐竜の卵を運んでいた。

無事、逃走中を終えた指令室では、シズカに急遽ゲームの進行を任せたが上手くいったことを褒めるハンゾウ。シズカは、サポートしてくれたおかげだと話し、ハンターの起動装置を返した。

「俺たちはあいつ(月村サトシ)の残してくれた逃走中を守っていく使命がある」と話すハンゾウ。

そして次回のゲームプランについてシズカに聞く。シズカは、月村のデータを整理していたらとあるファイルを見つけたと話す。

それは「10周年ゲームプログラム」。そして解読の途中ではあるがファイルの中身をハンゾウに見せる。

「まさか…10年前にこんなことを考えていたとは…」と驚くハンゾウ。

シズカはすぐに残りの解読に急ぐが、「ふ化開始」という通知が届く。エリアから運び込まれた恐竜の卵。果たして、ハンゾウの狙いとは!?

そして、月村が残した「逃走中10周年記念ゲーム」​とは、いったいどんなものなのか!?

戦闘中 ~第六陣~ 「恐竜の乱」
ゲームマスター高月ハンゾウは、前回の逃走中のエリアで見つけた恐竜の卵をこのゲームで利用するため、ふ化させていた。どんなミッションを出すのか質問する助手の水無月ユリエ。ハンゾウは、各コンビの戦力差を生むためバトルボールをエリアに設置すると説明。しかしそこに立ちはだかるのが3頭の恐竜。恐竜は丸い物体に反応する習性がある。その特徴を上手く使わなければバトルボールは獲得できない。そしてハンゾウはミッションを発動し、恐竜の巣にバトルボールを設置した。

3頭いる恐竜のうち、1頭の鬣の恐竜はなぜか眠っている。

その様子を見たハンゾウは「予想外のことが起きたら起きたでゲームが面白くなるだろう」と語る。しかしこの鬣の恐竜が思わぬ事態を招くことになる。

そして、最初のミッションで眠っていた鬣の恐竜が目覚め、城下町であるものを探し始めた。それは、他の恐竜の卵。卵を守るため外へと逃げ出した恐竜。しかし鬣の恐竜に襲われ、卵を落としてしまった。そして、襲われた恐竜がブルークロウの運ぶバトルボールを発見。バトルボールと卵を間違え、武器屋を占拠してしまった。

その様子を見たハンゾウは、武器屋を開店させるためミッションを発動した。

次は、コンビの関係性を揺さぶるミッションを発動するハンゾウ。「パートナーの存在をより深く意識することになるだろう」と言い、コンビの絆を試す新たなミッションを発動した。

残るコンビは4組となり、ハンゾウが次のミッションが発動。敗者の部屋を解放しルーレットを出現させた。

戦力に差が出てきた中、ハンゾウが最後のミッションである所持金倍額のチャンスを与えた。このミッションでどのコンビにも逆転の可能性が生まれる。

そして、ゲームを終えた指令室にゲームマスター候補生の青山シズカがやってきた。

シズカは、月村サトシが残した「逃走中10周年ゲームプログラム」の解読がすべて終わったことを報告。月村は、今行われている逃走中とは違う別のルールで行われる逃走中を計画していた。大変なゲームになりそうだと話す水無月に返事をするシズカだが不安な顔を見せる。そんなシズカに声をかける水無月だが、シズカは冷静を装い司令室を退室する。

しかし退室後「できない…別のルールで行われる逃走中をいきなり1人でやるなんて…私には無理…」と感じるシズカ。

シズカを心配する水無月に対しハンゾウは「確かにシズカはまだ経験が浅い」と話す。1人でゲームを進行できるようになるには時間がかかるかもしれないと話す水無月。しかしハンゾウは、新たなゲームマスターに心当たりがあると話す。

果たして、ハンゾウが任命する新たなゲームマスターとは!?

​次回の逃走中で10周年記念ゲームが開催される!

逃走中 ~時空を超える決戦~(前編)
誕生して10年目を迎え、かつてのゲームマスター月村サトシが考案していた「逃走中10周年記念ゲーム」。現代エリアと江戸エリアの2ヶ所で同時に行うという、前代未聞のゲームがついに開催される。

「逃走中10周年記念ゲーム」を行う指令室では、「頼むぞ、2人とも」と話すハンゾウ。返事をする青山シズカと「任せてくださいよ!ハンゾウさん」と楽しそうに答える新ゲームマスター候補の如月カケル

2つのエリアで同時に行う逃走中に対し「さすがあいつのアイデアだ」と感心する如月。月村サトシの事を「あいつ」呼ばわりした如月に違和感を感じるシズカ。

月村が考えたゲームをもとにどんなミッションを用意しているのか楽しみにするハンゾウ。シズカは、最初にショッピングモールにだけハンターを1体放出すると説明。それを助けられるのは江戸の町の逃走者だけ。如月は、江戸エリアの逃走者には関係ないがリスクを犯せるかどうかが試されると説明し、ミッションを発動した。

今回のゲームはすべて、自分たちだけではクリアできない仕掛けになっている。次のミッションでは、江戸の町の者だけが危険にさらされる。如月は、先ほど助けられたショッピングモールの逃走者たちがどのように動くのか楽しみだと話す。しかも今度は、先ほどのミッションよりもさらに難しくなっているとシズカが説明し、ミッションを発動した。

現代エリアと江戸エリア、時代は違うが同じ場所である。時を超えて2ヶ所で同時にゲームが行われている。

次は、時空を超えてアイテムを受け渡すミッションを発動する。シズカは、これまで積み上げてきた協力関係と連携が最も試されるミッションだと説明。「ま、後々その関係が大変なことになるけどね…」と如月は軽く笑いながらミッションを発動した。

そしてゲームが​終了し、お互いたたえ合う両エリアの逃走者たち。しかし…

「ゲームはまだ終わらない」

「月村の思惑通りってわけか…」と感心するハンゾウ。「すべてはゲームを面白くするため 逃走中を最高のエンターテイメントにするだ」と語る如月。「月村はコロニー拡大のために、本当に頑張ってきたからな…」と話すハンゾウ。

「サトシ…」​と言い、如月は子供時代の頃を思い浮かべる。

如月は「いつかこのコロニーをもっと広げたい 子供たちが思いっきり外を走り回れるように…それが俺の夢なんだ」と月村に話し、月村は「僕も一緒にやる その夢叶えるよ」と約束した。

「あいつが一番思い入れのある、あのハンターも間に合わせたかったんだけどな…」とつぶやく如月。

ここまで上手くいき、引き続き2人の出すミッションに期待するハンゾウ。

如月はシズカと、ハイタッチとグータッチを交わすがシズカは苦笑い。

月村サトシが用意していた「逃走中10周年記念ゲーム」。

​次回、絆を深めた逃走者が挑むのは…チーム戦!

逃走中 ~時空を超える決戦~(後編)
今回は、自分が確保されてもチームが勝てば賞金をもらえる団体戦。一度は協力し合った仲間と戦うことになり、ゲームはより白熱していく。逃げ切った人数の多いチームが勝利となる今回は、いかに相手人数を減らすかがカギとなる。

如月カケルは、これから潰し合いのミッションを発動すると言い、青山シズカがミッションを発動した。

残り人数が6人対6人と接戦の中、シズカが次のミッションを発動しようとする。

しかし、如月は「今、新しいミッションを思いついた」と言い、逃走者たちにハンターに近づいてもらおうと話す。困惑するシズカ。如月は、ハンターに近づくのはかなりリスクが高いが、どちらがその危険を冒して近づけるか競い合ってもらおうと話す。シズカに予定と違うミッションを発動していいか了解を得ようとするが「ハンターに近づくなんて今までそんな…」と反対される。しかし如月は「大丈夫だって チーム戦は自分が捕まっても終わるわけじゃないんだから それぞれがチームの為にどれだけ危険を冒せるかが試される」と話し、ミッションの準備をする。その内容にハンゾウも期待し、如月がミッションが発動した。

いよいよクライマックスが近づいてきた中、ラストは先にクリアした方がターゲットを1人確実に確保できるミッションを発動する。逃走成功の可能性の高い人物を狙えば有利になると説明するシズカ。一方、如月は、顔に特徴がある人を選んだ方がいいかもしれないと話す。それを聞いたハンゾウは「顔だと?どういうことだ?」と質問する。如月は「まあ見ててください 誰をターゲットに選ぶかが見所ですよ」と言い、ミッションを発動した。

無事「逃走中10周年記念ゲーム」を終えた指令室では、ゲームマスターを務めた2人をたたえるハンゾウ。感謝するシズカ。しかし如月は、用があると言い指令室を後にする。

如月はどうだったかシズカに聞くハンゾウ。シズカは「見事でした とても初めてゲームマスターを務めたとは思えないほど…」と話すが「私は苦手なタイプですが…」と告白する。

そしてハンゾウは、シズカに偏見を持たせないよう黙っていたが、如月は月村の兄であることを明かした。驚くシズカに「月村が遺した10周年記念ゲームを手伝ってもらうのにふさわしいだろ」と話すハンゾウ。しかし、如月が急いで指令室を退室したことに疑問を抱く。

そして如月は、子供の頃に月村と撮影した2ショット写真を見つめ、「逃走中の収益でコロニーを広げる か…俺の夢も覚えててくれたんだな」とつぶやく。

「もうすぐだからな…」

如月が入室した別の部屋には、爆破して壊れているハンター1号機がいた。

ハンター1号機を蘇らせようとする如月カケル。

​その目的とは、いったい何なのか!?

ゲームマスター 如月カケル

逃走中 ~誘惑の扉~
今回は、青山シズカがゲームを進行し高月ハンゾウがその様子を見守る。

一方、クロノス社の別の部屋では、如月カケルがある計画を進めていた。それは、爆破されたハンター1号機を復元すること。如月は、密かにその作業を行っていた。

そして、ついにハンター1号機の復元が完了。

​その目的は、この先の逃走中で明らかとなる!

逃走中 ~めちゃ×2本気で逃ゲてるッ!~
今回からは、ゲームマスター如月カケルと青山シズカがゲームを進行。

最初のミッションを出すため、シズカに例の仕掛けを用意するよう指示する如月。そして、エリアに巨大な球体を出現させる。

​「もちろん誰かがやればいいんだけど…」と話す如月に、「捕まる危険を冒してでも、挑む者が現れるか楽しみですね」と期待するシズカ。そして、如月がミッションを発動し、巨大な球体の下にハンターを設置した。

突如、ゲームに乱入してきた江頭2:50。「誰?この男」と言う如月。シズカはすぐに調べ、江頭を特定する。

シズカは、この事態をどうするか聞くが、如月は「今のところ問題なさそうだし、とりあえず放っとこ」と話す。その対応にシズカは心配そうな様子を見せる。

次のミッションは、東京湾からアレを出すと言う如月。そしてシズカは、船に乗った100体のハンターを転送させ、今まで隠れていた者たちも動くしかないと話す。しかし、如月は何も言わずにモニターを見つめる。そこには、あのハンターの姿が。

「見ちゃった?」という如月は、実はシズカにまだ伝えてない仕掛けがあると説明し、きっと驚くだろうと話した。

何かに気づいたシズカだが、如月は「それは後のお楽しみ」と言い、「まずは逃走者たちに100体から逃げ切ってもらおう」とミッションを発動した。

再び、ゲームに乱入してきた江頭2:50。江頭は逃走者に、2つの江頭の口のうち、どちらかの口に網鉄砲が入っていると説明。誘いに乗ったおのののかが江頭の口に手を入れた瞬間、江頭が襲い掛かってきた。

その様子を見た指令室では「あの男、相当今回のゲームに出たかったみたいだね 手が込んでる」と話す如月。ゲーム中に勝手な行動をさせてていいのか聞くシズカに「面白いからいいんじゃない?」と話す如月は、心配するシズカに「じゃあシズカが見張っといてよ」と話す。

残る逃走者は6人となり、如月は「ここまで協力してきた逃走者だけど、次は復活をかけて戦ってもらおう」とミッションの準備をする。

「それと、あいつもここで復活だ」

それは、ハンター1号機。密かに爆破された1号機を復元させていた如月。このミッションで復活するのか質問するシズカ。

如月は、1号機が復活すると答えるも、ハンターとしてではないと説明。疑問を抱くシズカに「そこはお楽しみ」と言い、ミッションを発動。ハンター1号機は、強靭なミッションアンドロイドとして登場した。

ゲーム終盤には、100体のダミーハンターと2体の本物のハンターを使った網鉄砲獲得のチャンスを与える。

網鉄砲獲得に挑む濱口優(よゐこ)だが、網鉄砲の前に現れたのはハンターに扮した江頭2:50。濱口に襲い掛かり今度はミッションの妨害を始めた。

ゲームの進行を妨害している江頭を見た指令室では、「ちょっと遊ばせすぎたね」と話す如月。だが「でもすぐ対処できるよ」と言い、エリアにミッションアンドロイドを転送し、江頭を排除した。

「ね?問題ないだろ」と言う如月に「これで正常にゲームが進められますね」と嫌みたらしく言うシズカ。

江頭が消えたことにより、このあとゲームは正常に進められた。

そして、この回から約5年間はゲームマスターの如月カケルとゲームマスター候補生の青山シズカの2人でゲームが進行された。

ゲームマスター 青山シズカ

逃走中 ~ハンターと鋼鉄の魔神~
エリアの一角に現れた青山シズカ。今回からゲームマスターとしてゲームを進行する。

最初のミッションでは、「パワースーツハンター」を用意。

「パワースーツを装着したこの子を見たらどう思うんだろう…さあ、暴れておいで」と言い、ミッションを発動した。

ゲームを見守る中、「非常事態発生」の通知が届く。侵入者、馬飼の操作により巨大ロボ「メガボッツ」が暴走を始めた。

その様子を見た青山シズカは「まあ、いつも通り利用させてもらいましょう」と言い、ミッションを発動した。

再び届いた「非常事態発生」の通知。今度は、馬飼が最新ドローン「MR2」を爆破させた。その中で残ったドローンは3台。

その様子を見た青山シズカは「じゃあ、これ使っちゃいましょう」と言い、ミッションを発動した。

次のミッションでは、「ジャンピングアンドロイド」を用意。

「足に強化パーツを装着したこの子たちの脚力は、ハンターを遥かに超える さあ、行っておいで」と言い、ミッションを発動した。

再び暴れまわる馬飼。今度は、巨大ロボ「デモリッシャーX」を乗っ取り始めた。

その様子を見た青山シズカは「またこの人?捕まってなかったんだ…」と悩むも「これで行きましょう」と言い、ミッションを発動した。

逃走中 ~ハンター迎撃作戦~

クロノス社の指令室でゲームをコントロールする青山シズカ。1人目の逃走者が確保され、スタジアムの反応も上々。

今回は、2人のゲストがスタジアムのVIPルームでゲームを観戦している。それは、“クセがすごい”格好をしているVIPゲスト「千鳥」。

その頃、スタジアムのVIPルームでゲームを観戦している千鳥は…

大悟「ヒデさん 残ってほしかったな」

ノブ「ちょっと早いね」

ノブ「ヒデさんを引っ張らないと…ギャラが高いんだから」

大悟「檻にずっと入れてるタレントじゃないんだよ」

ノブ「そうや その後、檻の…」

大悟「そうやね あれで帰れるんなら、ヒデさんも後があったんかもしれんけど」

ノブ「いつもなら三四郎の小宮がやる役やん」

大悟「最初に捕まる…早いな」

大悟「ヒデさんか…朝、強いはずなんやけど、ヒデさんは…」

ノブ「ただ、ハンターの髪型のクセ、スゴかったな…見た?」​

ノブ「ロン毛横刈り、あれ一番怖いよ」

大悟「どっちかやけどな 刈るか、ロン毛かのどっちかやけどな 普通はな」​​

 

その様子を見ていた青山シズカは…

「ずいぶんクセがスゴい格好してるわね…富裕層のセンスって独特よね まあいいわ、私はゲームに集中しましょう」​

 

兼近大樹(EXIT)に絡み始めたクセがスゴい従業員(エハラマサヒロ)とよみうりランドのマスコットキャラクター・グッドくん。

その様子を見た千鳥は…

大悟「こうやって見た方がおもろいな 『どうぞ エハラさん どうぞ』っていうよりかは、ああいう何か急に現れてきて人の邪魔してる方が」

大悟「でも、グッドくんは笑ってなかったな…」

ノブ「笑ってないよ もっと優しい顔してたんって、グッドくんって」

大悟「本来は?引き締まったグッドくん見せちゃったんだ…」

大悟「またちゃんと何やろな、人気者のところ行っとったな」

ノブ「ああ、なるほど」

大悟「その辺よね…」

ノブ「EXIT いってたな」

大悟「EXIT いけば、しっかり映ると思って…見えましたエハラ君…それが」

ノブ「やらしいな」

大悟「たぶん言ったと思う『EXIT いかして』」

ノブ「邪魔する役割なんかな?それとも、ああいう『逃走中』ってお助けキャラもいるやん」

大悟「邪魔じゃない?」

ノブ「今んとこ邪魔よね」

大悟「声出して見つかっちゃうし」

ミッションが失敗しハンターは7体となった。苦戦する逃走者たちを見た青山シズカは、網鉄砲とハンター停止装置を用意する。

この2つを使えばハンター1体を減らすことができる。しかし青山シズカは、ハンターに網鉄砲をかわす新機能を追加した。

「かわされたらTHE END さあ、ヒーローは現れるかしら?」

ミッションをクリアするため、バケツを借りたい伊沢拓司とオカダ・カズチカ。その2人に絡んだクセがスゴい従業員を見て、苦笑いの大悟…

大悟「手応えなさそうやったな…」

​ノブ「しばらくブラシ見てたもんな」

大悟「あんなとこはね映しちゃダメよ」

大悟「スゴいあそこで今、伊沢君が来て『うわ、この謎が!』みたいなんで『うわ!』ってなって、一番盛り上がって一番ええとこや」

大悟「『みんなで掃除しようよ』いらない ごめんなさい、何か」

ノブ「でも何か、5秒ぐらいネタ入れる間あったけどな」

​大悟「怖いって…あそこでプロレスラーと東大の人にネタは怖いって…」

一般参加の山邉蒼生がミッションをクリアし、大好きな兼近大樹(EXIT)を復活させた様子を見た千鳥は…

ノブ「蒼生くんよく頑張った!」

大悟「うん、スゴいな」

ノブ「いいね、やっぱり」

大悟「でも、やっぱ兼近だ」

ノブ「やっぱそうなんやな 人気者でYouTubeも見てるから」

大悟「まあまあそれはな、しょうがないけどね」

大悟「ちょっとあるかもみたいな顔してた奥の菊田がイヤでした」

ノブ「松尾とかじゃなくて?」

ノブ「ただ俺はやっぱ、牢獄まわししてた柴田さんも良かった」

大悟「ちょっと体冷えてたよな 上、着てたけど」

大悟「牢獄まわしできる人が今後のフジテレビでまわしていくんかな」

ノブ「そんな言葉ないからな」

大悟「1番多彩だから、タレントの種類が、あの牢獄が」

難解ミッションが続く今回のゲームも、残る逃走者は5人となった。その頃、未来世界のVIPルームでは…

ノブ「残り5人か…誰が残ると思う?」

大悟「でもやっぱり、那須川天心」

大悟「アスリートの方が強いんじゃないかな?」

ノブ「身体能力が違うもんな」

大悟「走っても勝っちゃいそうなぐらい速いやろからな」

ノブ「俺はマジで、(Snow Man)目黒君」

大悟「ああ、確かにあるかもな Snow Man」

ノブ「長田も頑張ってほしいんですけど、あんなにお金、お金言ってるやつはな…このいかずちが落ちるかも!」

大悟「お前、そんなんなん?今日 大丈夫か?今年 休むか?(今年の)あたまちょっと休むか?」

そんな千鳥の様子を見ていた青山シズカは…

「VIPのクセがスゴい2人も楽しんでるみたいね…最後のミッション、せっかくだからこれでもっと盛り上がっていただこうかな」

青山シズカは2人の顔をコピーし、20体の千鳥通報部隊を出現させた。

千鳥通報部隊を見た2人は…

ノブ「あんなことになってたんだ…」

大悟「イヤやな…」

ノブ「俺らは卑怯なやつやな…」

大悟「捕まえるんならええけど、見つけて笛鳴らして知らせるって一番イヤなやつ」

ノブ「ホンマやな…今でこそそんなないけど、子ども人気なくなる

大悟「めちゃくちゃ嫌われる…ホンマにこれで泣いたりしてる」

大悟「『やだ』『正月からにらまれてる』『千鳥やだ』って」

ノブ「イヤやな…なんか敵の方のザコキャラっぽいよな」

​大悟「それがイヤ…ボスなのかと思いきや、さらに下っ端」

戦闘中 ~大江戸決戦!忍の乱~
今回の戦闘中から青山シズカがゲームマスターとして進行する。

プレイヤーたちの前に姿を現した戦闘アンドロイド「忍」。

その様子を見た青山シズカは「派手に動きすぎよ プレイヤーたちにバレちゃってるじゃない…あなたたちの出番はもう少しあと」と言い、最初のミッションを発動した。

ミッションの結果、強制失格を免れた5人のプレイヤー。

その様子を見た青山シズカは「ここからはチーム戦よ プレイヤーは5人、でも忍10体と戦うには少し選抜しすぎたようね…敗者の部屋の中から戦力の高いプレイヤーを選びましょう」と言い、復活イベントを発動した。

復活イベントの結果、敗者の中から戦力の高い3人が復活。

その様子を見た青山シズカは「さあ、いよいよあなたたちの番よ 存分に暴れておいで」と言い、プレイヤー軍vs忍軍によるチーム戦を開始した。

逃走中 ~こどもの日4時間SP 新ゲームを攻略せよ!~
今回は、逃走中のほかに新たなゲームをクリアしなければ逃走成功は果たせない。

ゲームスタート時の逃走者は20人。ただし、エリアの一角では9人の追加逃走者が集められており、のちに行われる新ゲームから参加する。

青山シズカは「今回の仕掛けは新ゲームだけじゃないわ 新たな9人の逃走者たち まあ、彼らも何も知らないわけだけれど…彼らにはこの後存分に暴れてもらいましょう」と言い、『逃走中』最初のミッションを発動した。

残る逃走者は15人。「新ゲームのためにもう少し人数を絞る必要があるわね」とつぶやく青山シズカ。

今回行う新ゲームは『密告中』。

「逃走者同士のかつてないサバイバルゲームが始まるわ」と期待するが、その前に次のミッションを発動する。

​4頭の馬を見て「この子たちにも走ってもらいましょう」と言い、ミッションを発動した。

残る逃走者は12人。いよいよ新ゲーム『密告中』がスタートする。

青山シズカは、ハンターを転送し、新たな9人の逃走者たちをエリアに解き放つ。

それぞれエリアに散った様子を見て、逃走者たちの胸と背中に3桁の数字を装着させた。

​「さあ、逃走者 対 逃走者 新たなサバイバルゲームの幕開けよ」

逃走中 ONE PIECE 100巻記念コラボSP ~ルフィと黄金の秘宝~
今回は、漫画「ONE PIECE」の100巻発売を記念したコラボスペシャル。エリアにある展示会場にはワンピースのキャラクターの人形が設置されている。麦わらの一味のブルックはお宝探しをするため、人形に魂を乗り移らせエリアを移動し始めた。

その様子を見た青山シズカは、「あれが『悪魔の実』の能力ってわけね…面白いじゃん」と言い、ミッションを発動した。

新エリアでのゲームが始まり、次のミッションを発動するためエリアに宝箱を転送する。

しかし、お宝探しをするブルックが宝箱を見つけ、中にある復活カードを持って行ってしまった。

その様子を見た青山シズカは「ちょっと…まあ、ハプニングはつきものよね…」と言い、ミッションは発動せずブルックの様子を見る。

お宝探しをするブルックが怪しげな扉を発見。扉を開けるとそこには黄金のギターがあった。お宝を見つけ喜ぶブルック。

その様子を見た青山シズカは「魂王(ソウルキング)と呼ばれるあなたなら必ず飛びつくと思ってたわ 次は邪魔されちゃうと困るから少し休んでてもらいましょう」と言い、ブルックのいる部屋をダイヤモンド並みの硬度を持ち破壊が困難な「海楼石」の壁で塞いだ。さらに、ブルックをコピーしたブルック通報部隊を出現させた。

戦闘中 ~忍の逆襲~
今回の戦闘中も、プレイヤーたちに個人戦と通達しているが、人数を絞った後に忍との決戦に挑んでもらうと語る青山シズカ。

「パワーアップした新たな忍と戦うにふさわしいプレイヤーを選抜していきましょう」

徐々にプレイヤーの人数が減ってきたが忍との決戦まではもう少しと話す青山シズカは、ここでパワーアップした忍を試す。

最強の攻撃力を持つビッグバトルボール忍に最強の守備力を合わせた2体の忍。その名も『双龍の忍』。

「さあ、その実力を見せてちょうだい」と言い、闘技場を設置した。

残るプレイヤーは14人。「最後のサバイバルといきましょう」と言い、プレイヤーの人数を8人に減らすミッションを発動した。

生き残った8人のプレイヤー。いよいよプレイヤー軍vs忍軍によるチーム戦が始まる。

​「プレイヤーたちが再び勝利を収めるのか?それとも忍の逆襲か?存分に戦ってもらいましょう」

戦闘中 ~ハンターと偽ハンター~
今回の逃走中は、54体のハンターが用意されている。そのうち4体のハンターが起動しゲームがスタートした。

青山シズカは「すべてのハンターを序盤から目一杯使わせておらうわ」と言い、50体のハンターを使ったミッションを発動した。

ミッションの結果、51体のハンターをヒルサイドに閉じ込めた。

しかし、青山シズカは「まだこの51体の役目は終わってないわよ 次は新アイテムを使って最高のスリルを感じてもらいましょう」と言い、ミッションを発動した。

ゲーム中盤、青山シズカはハンター50体の機能を変換。サングラスの縁が青色に変化し、50体はダミーハンターとなった。

そして、50体のダミーハンターがヒルサイドのゲートから解き放たれた。

​なお、ダミーハンターは確保機能を持たないが、50体のうち10体はランダムに走り出すようプログラムしている。

逃走中 ~上陸!猛獣の島~
トラックの事故が発生し、輸送中のゴリラ・クマ・パンダがエリアに脱走してしまった。

そして無事に捕獲されたが、ゴリラによって島のアンテナが破壊されてしまった。そのため、モバイルが残り10分まで使用できなくなってしまった。

この状況に困る青山シズカだが「でもそうね…せっかくだから、ここは電波のない状況を利用しましょう」と言い、ミッションを発動した。

青山シズカは島内放送を乗っ取り、モバイルが使えない間ミッションと確保情報を放送で通達した。

戦闘中 ~激突!最強VS最強~
今回の戦闘中はチーム戦からスタート。

1st STAGE、プレイヤー軍vs忍軍によるチーム戦が繰り広げられる中、エリアの一角に停止している3体の新たな忍。

​青山シズカは「あなたたちの出番は2nd STAGE もう少し待っててね」とつぶやく。

賞金総取りをかけた個人戦の2nd STAGEに突入し、青山シズカは「さあ、いよいよあなたたちの出番よ どのプレイヤーと絆を深めるか楽しみだわ」と言い、ミッションを発動した。

逃走中 ~大みそかSP お台場大決戦!~

夜明け前、エリアに集められた史上最多31人の逃走者たち。その目の前にあるウォータースクリーンにゲームマスター青山シズカが現れた。

「ようこそ逃走中へ まずはオープニングゲームを始める」

青山シズカの手によって大砲とランチャーを乗せたアメ車が出現。さらに、ハンターを10体ずつ乗せたねぶたが2台、的を乗せたハンターねぶたが4台出現した。

「今から君たちには放出されるハンターの数を決めてもらう」

オープニングゲームの結果、放出されるハンターは6体に決定。

「これより60秒後にハンターを放出する さあ、ゲームを始めよう」

大みそかの大規模ゲームが始まり、エリアに設置されている巨大ロボに驚く逃走者たち。

その様子を見た青山シズカは「驚くのはまだ早いわ 今回は特大スケールのミッションを用意している」と話し、ミッションを発動しようとする。

そこへ、ある一人の男がやって来た。「大掃除は済んでるようですね」と言いながらやって来たのは、クロノス社管理部の若月シオン

管理部なのになぜ来たのか聞くシズカだが、若月は「実はね…これからあの人が来るんですよ…あの人が」と話す。疑問を抱くシズカに「大丈夫ですか?ほらミッション発動しなくて」と言う若月。そして、シズカは最初のミッションを発動した。

その時、ある人物が指令室にやって来た。

「あなたは…?」

「久しぶりだから迷っちゃった~」と話すこの人物は、数々のゲームを成立させてきたレジェンドゲームマスター兎川バガンザ

次のミッションを確認するレジェンドゲームマスター。

シズカが用意したロボット犬を見て「この子たちハンターにくっつけちゃったら面白くない?」と話す。

シズカは「それはさすがにやりすぎかと…」と反対するが、「ノリ悪くてつまんない そこで見てなさい」と言われてしまう。

「さあ、始めるわよ 天下を治める“お台場殿”は現れるのかしら?」

「犬も良かったんだけど~新型投入しちゃおうかしら?」と話すレジェンドゲームマスター。

そしてミッションを発動し、3体のオリンピックメダリストハンターと復活カードを設置した。

逃走者がエリック・ワイナイナハンターを振り切った様子を見た若月は「うそっ!全然ダメじゃないですか このハンター 長距離ハンターですから~」と話す。

「こんなはずじゃなかった~」と話す兎川に「具合悪いんでしたら変わりましょうか?」と気を遣うシズカ。しかし「舐めんな小娘!」と言われてしまう。「スゴい人なんだけど、こういうとこ面倒くさいんだよな…」と小声でつぶやく若月。

「新型でワイナイナってどうなんですか?」と言う若月に「だって見たかったんだもんワイナイナ…」と答える兎川。

「あの、そもそもワイナイナって誰なんですか?」と聞くシズカに「銀メダリストよ!オリンピックのメダリストって言ったらワイナイナでしょ!」と熱く語る。「2000年のシドニーです メダリストっていってもワイナイナが走るのは42.195kmですから ここ走るのせいぜい250mなんで…」と話す若月。

「やっぱりベン・ジョンソンにすればよかったかな…」とつぶやく兎川に、シズカは「あのベン・ジョンソンって…」

「もういいでしょ!オリンピック懐かしトーク やめ!」

ミッションの結果、逃走者たちは8枚の復活カードを獲得した。その多さに心配するシズカと若月に「8枚8枚ってうるさい!」とキレる兎川。そして「大丈夫よ このまま簡単に復活できるなんて大間違いなんだから!」と語る。若月は「ほほう…では今、牢獄にいる者たちの運命もまだまだ分からないって言う事ですね…」と話す。

「運命…?抗おうとするなんて愚かね… 天命に逆らうな」

復活ミッションの結果、2人の逃走者が復活。上機嫌に歌うレジェンドゲームマスターと若月。それについていけないシズカは軽く拍手。

次のミッションにシズカはヘリを準備していた。しかし、兎川は「何?ヘリだけ?」と言い、シズカは「十分スケールの大きいミッションになるかと…」と答えるが、「全然足りないわよ」と言い、電動一輪車・ロングレッグマン・屋内ドローンを追加する。

無謀なミッションに動揺するシズカ。若月も「兎川さん 今日だけですよ~」と話す。そして、レジェンドゲームマスターが過去最高難易度のミッションを発動した。

次が最後のミッションだと話すシズカ。レジェンドゲームマスターは「やっとあのカギを使う時がきたわね」と話す。カギは最初ミッションで登場した巨大ロボのコックピットにあったもの。ゲーム序盤から仕込まれていたことに驚くシズカ。「さすがレジェンド!やっぱり最近始めたばっかの小娘とは違いますね~」と誉める若月は、その後に「性格はめんどくせぇけどやっぱ腕あるな…」と小声でつぶやく。「めんどくさい?」と言われ、焦る若月だが誤魔化し最後のミッションについて聞く。

「やっぱり最後はハンターでしょう!」と話すレジェンドゲームマスターに「でしたら、このぐらいどんと出しましょう」と100体のハンターを用意するシズカ。そんなシズカに「あなたもちゃんと考えられるようになったのね!」と腕を認める。

「さあ、じゃあ始めちゃいましょうか!イケイケゴーゴー!フー!」

そして、レジェンドゲームマスター兎川バガンザと青山シズカによってミッションが発動された。

エリアで停止していたアンドロイドたちが再起動し、2022年最後の恐怖が逃走者たちに立ちはだかる!

そして無事、大みそかの大規模ゲームを終えた。

今回、レジェンドゲームマスター兎川バガンザが来た理由は、大みそかの大規模ゲームに活を入れるため。しかし、レジェンドゲームマスターは、青山シズカの腕を認め「もう心配ないわね」と話す。

「最後のミッション発動なんて、私たちWinkみたいだったもんね」

「さよならだけどさよならじゃない…♪」と歌いながらレジェンドゲームマスターと若月シオンは指令室を去った。

「あ、これ“やまかつWink”だ」

青山シズカは、最後までジェネレーションギャップを埋めることができず、2人を見て苦笑いするしかなかった。

逃走中×逃走中 グレートコラボSP
今回の逃走中は、アニメ『逃走中 グレートミッション』とのコラボスペシャル。主人公・トムラ颯也をはじめとするキャラクターたちがゲームの行方を左右する。

青山シズカは、エリアに3体のトムラ颯也アンドロイドを出現させ、ミッションの準備を完了させる。

「身体能力の高い逃走者が多いようだけど、あんまり過信しないことね」と言い、ミッションを発動した。

ゲーム終盤、青山シズカは「『逃走中』のアニメには、私は出てないけど…怪獣が出るのよね 最後はこれでいきましょう」と言い、最後のミッションを発動した。

FNS逃走中 27時間テレビSP
最初のミッションを発動しようとする青山シズカ。「そういえば…」と新開発されたAIロボのことを思い出し、あとで呼び出してみようと考える。だが、その前にチームを選択するミッションを発動した。

次は、両チームの存続に大いに関わるミッションを発動する青山シズカは「リーダーの手腕次第で均衡は崩れるでしょうね」とつぶやく。

そして「そうそう、この子にも聞いてみましょう」と最新AIクロノスを呼び出す。

青山シズカに「ハロー クロノス」と呼び出され、「ドウシタ シズカ?」とカタコトで返答する最新AIクロノス。

「AIロボのあなた的に、次に準備しているミッションはどう思う?」と聞く青山シズカに「ナンテ?ナニ?聞キ取リヅラインダヨ…ハァ~」

​改めて聞く青山シズカに「ソウダナ 狙イト仕組ミハイイゼ…デモナ、少シ面白味ガ足リナイト感ジル…ハァ~」

「面白味?ミッションの仕掛け的には十分担保出来てるはずよ」と答える青山シズカに「ココハ私ノ考エタ ハンターノ出番ダ コレヲミロ…ハァ~」と言い、27時間テレビスペシャルハンターを青山シズカに見せる。

「ええ!?これを使えっていうの…?」と困惑する青山シズカに「今マデノ常識ハ捨テルコトモ必要ダゼ…ハハ!」

納得できない青山シズカに「ウルセエナァ 呼ンドイテ 乗ッカレヨ…ナァ ノリ 悪イナァ ノリデヤルコトモ大事ダゼェ」と説得する。

「まあ、そうね 最新AIの提案に乗ってみるか」と言い、青山シズカは予定していたハンターを差し替えてミッションを発動した。

放出されたナダルハンターを見た青山シズカは「あんなハンターでも、役に立ったのかしら…?」とつぶやく。

両チームの人数は10対11。あまり差が出ていない様子を見た青山シズカは「餌を出してあげれば仲間を捨てるかしら?」と言い、敵チームに寝返るチャンスを与えた。

​ゲーム中に、アナウンサーに取材される逃走者たち。その様子を見た青山シズカは「ゲーム中に取材されるなんて、逃走者たちにとったらいい迷惑よね…でもね、本当の迷惑はこっちよ」と言い、ミッションを発動。アナウンサーが通報部隊になった。

ゲームは最終局面へと突入し、青山シズカは200万円をかけた潰し合いミッションを発動した。

「最後のミッションでチーム戦に決着をつけてもらいましょうか」

逃走中 ~ハンターと強欲の王~
今回の逃走中は、賞金単価が1秒1円。発動されるミッションの選択によって高額賞金を獲得することが可能。

エリアには10体のハンターが停止しており、その中の3体がゲーム開始と同時に放出された。

ゲーム開始からわずか3分、青山シズカは「まだ動いていないハンターは7体 ちょっと早いけど最初のミッションといきましょ」と言い、賞金アップレバーを設置した。

ミッションの結果、賞金単価が1秒100円にアップし、ハンターが1体追加された。

青山シズカは「停止しているハンターはあと6体 そのすべてを使って底無しの欲、見せてもらいましょう」と言い、賞金アップボタンを設置した。

逃走中 ~お台場リベンジャーズ~
令和のお台場に出現したタイムマシン「デロリアン」。それとともに時空を超えたスターたちが集結。

フジテレビ球体「はちたま」には伝説のディスコ「ジュリアナ東京」が出現した。

その様子を見た青山シズカは「これは確か、日本のバブル期の人たちよね このトサカみたいな髪型の女性たちは何なの?」と「ジュリアナ東京」について調べる。

「えっと…当時バズりまくってたのね ならば、ミッションに利用させていただきましょう」と言い、フジテレビ球体にエリア拡大装置と2体のハンターを出現させた。

フジテレビ前で、エネルギー切れのタイムマシン「デロリアン」に困るドク。

その様子を見た青山シズカは「タイムリープね…確かに、逃走者にとって時間が戻ってしまうのは恐怖よね」と言い、「デロリアン」を5台に増加させ、時空を超えるミッションを発動した。

エリアに出現した「武田鉄矢」。

その様子を見た青山シズカは「この人俳優さんなんだ…」と、ドラマ「101回目のプロポーズ」の名場面である達郎がトラックの前に飛び出すシーンを見る。

「こんな名シーンがあるのね…知っている逃走者は何人いるのかしら?」と言い、「武田鉄矢」を10人に分裂させ、ジュリアナ女子たちを乗っ取り、通報部隊にした。

「タイムリープでやってきた人は、もう大体…」とつぶやく青山シズカ。その時、エリアを走り回る「ベン・ジョンソン」を発見する。

「この人、1988年のソウルオリンピックで100m走に出場 当時の世界新記録9秒79のタイムを出した!? けど失格? 幻の金メダリストなんだ 他のオリンピック選手もいいわね…彼らをモデルにしてみましょう」と言い、1988年ソウル五輪100m幻の金メダリスト「ベン・ジョンソン」と2016年リオ五輪4×100mリレー金メダリスト「アサファ・パウエル」をモデルにしたオリンピックハンターを出現させた。

ジョイポリスで歌番組の収録を行う人気アイドル「モーニング娘。」は名曲「LOVEマシーン」を熱唱していた。

その様子を見た青山シズカは「へぇ…こんなグループがいたのね それなら、この曲使っちゃおうかしら 逃走者たち、しっかり聞かなきゃよ」と言い、歌っていた矢口真里と辻希美を乗っ取り「LOVEマシーン」の歌詞を変えた。

FNS逃走中 27時間テレビ 新しいカギコラボSP
ゲーム前、エリア内に青山シズカによるアナウンスが響き渡った。

「日本航空高等学校のみなさん おはようございます FNS27時間テレビです J-Shipホールへお集まりください」

およそ750人の生徒たちがホールに集められた。そこに、FNS27時間テレビのMCを務めるチョコレートプラネットと霜降り明星が参上。

さらに、FNS各局を代表する27人の逃走者が出場し、140分間の逃走中が幕を開ける。

​ゲームスタート時のハンターは10体。ただし、ハンター消滅レバーを下ろせば5体に減らすことができる。

ゲームがスタートし早々に確保されていく逃走者たち。情報は青山シズカによるアナウンスで伝えられる。

そんな中、増田貴久(NEWS)がハンター消滅レバーを下ろし、ハンター5体を消滅させた。

客室乗務員の訓練施設に隠れる松尾駿(チョコレートプラネット)。

その頃、指令室で「学校かくれんぼ」の映像を見る青山シズカ。

「ふーん 学校かくれんぼね この人たち(ハナコ)は… 彼らをエサとして使わせてもらいましょう」と言い、賞金アップミッションを発動した。

「知ってるんすよ この先どんどん難しくなることは… いつもの流れだとね 次あたり増えそう ハンター」と今後の展開を予想するはじめしゃちょー。

その様子を見た青山シズカは「彼、逃走中をよく研究してる でもね、次はあなたの想像を超えるわよ」と言い、ハンターボックスとプロレスラー軍団を出現させ、学校中を巻き込んだ綱引きミッションを発動した。

指令室でサッカー部の部員が走っている映像を見る青山シズカ。

「この選手 なかなかのスピードね 彼をモデルにしてと… 以前使用したスペシャルハンターと一緒に使いましょう」と言い、以前登場したナダルハンターとサッカー部キャプテンの高校生ハンターを使った復活カード獲得ミッションを発動した。

突如、上空に現れたヘリコプター。それと同時にグラウンドで練習を行っていたサッカー部が休憩時間に入った。

その様子を見た青山シズカは「グラウンドが空いたみたいね 最終決戦はここにしましょう」と言い、先生たちの意識を乗っ取った。

そして、ヘリコプターからマークが入った6つのボールが投下され、先生通報部隊停止ミッションを発動した。

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